アズールレーンに登場する攻撃機「試作型スピアフィッシュ[T0]」について、ステータスや総合評価をまとめています。
こちらは動画による解説がオススメです!
ステータス
攻撃機「試作型スピアフィッシュ[T0]」のステータス(強化+10)。
総合評価
攻撃機「試作型スピアフィッシュ[T0]」の総合評価。
評価:★★★★★
兵装開発
試作型スピアフィッシュは兵装開発で作成可能な攻撃機。
バラクーダからの派生で「兵装実験報告書III」を9枚消費して作る。電子部品の消費は普通。
同じ素材を使うジョージア砲は6枚消費、兵装開発に追加されたドレイク砲も6枚消費する。虹報告書の需要が一気に高まった感じ。
幸いなことにUR設計図は不要。ワイヴァーンと被らないのはありがたい。
基本性能
スピアフィッシュは虹装備特有の航空+65を持ち、攻撃方法は汎用魚雷4発とロケット4発を繰り出す。
基本的にロケットが先に命中し、あとから汎用魚雷が当たる二段構え。
汎用魚雷の攻撃性能はバラクーダと同じ威力288ですが、ワイヴァーンやスカイパイレートと同じ投下数なので攻撃密度が高く、単体へのヒット数も増えるだろう。
以前、動く単体相手にワイヴァーン平均ヒット数を調べたのですが、そのときは12発投下して平均約4.5本という結果が出ました。この結果を踏まえると、スピアフィッシュも平均約37.5%当たるものと考えられる。
ちなみに大陸のほうでは停止敵に約40%当たるものとして色々計算されている。
ロケットは威力65×4発、対甲倍率は軽装甲110%、中装甲100%、重装甲80%。試作型BFのようにネームド優先で敵を狙って攻撃してくれる。破壊範囲は試作型BFよりも1広く、投射範囲が少し広い模様。それでも停止敵への命中精度は100%が期待できるようだ。
ステータス比較
ほかの攻撃機と比べてみましょう。
スピアフィッシュの汎用魚雷とロケットの合計威力は1412。ワイヴァーンより52高いです。
★合計威力
スピアフィッシュ:288×4+65×4=1412
ワイヴァーン:340×4=1360
高い攻撃性能に加えて、攻速も非常に速いことが特徴。スピアフィッシュはワイヴァーンより約1秒速く、彩雲に近い攻速を持っています。スピアフィッシュを揃えることができたら、バラクーダやスカイパイレートなんかはもう使われることが無いかも。
飛行速度などの機体性能はワイヴァーンとそっくり。
ただし、残念ながらスピアフィッシュには自動迎撃機能がありません。この点がワイヴァーンとスピアフィッシュの大きな違い。
ちなみにスピアフィッシュの機銃はF2Aバッファロー(サッチ隊)[T0]と同じもの。サッチ隊には自動迎撃があり、飛行速度が遅いので迎撃性能は優秀ですが、スピアフィッシュは自動迎撃を行えないので宝の持ち腐れといった感じ。
攻撃性能
空母瑞鶴をモデルに各種攻撃機の性能を比べてみましょう。
攻撃機ダメージ
単体相手として攻撃機のダメージを計算。スピアフィッシュとワイヴァーンの汎用魚雷は三分の一ヒットとして計算。ロケットと収束魚雷はフルヒットとしています。
スピアフィッシュの合計ダメージは対軽装甲なら収束魚雷に迫る性能があります。対軽装甲には彩雲以上、スツーカ並みが期待できそう。汎用魚雷のヒット数がちょっと上ブレすれば、流星以上のダメージも有り得る。
中装甲ダメージは他に劣るものの、航空上昇値の高さで他の攻撃はダメージが高い。さらに汎用魚雷の上ブレも考えられる。大陸基準の汎用魚雷ヒット率だと中装甲は彩雲並み。
重装甲は完全にお手上げ状態。
攻撃機DPS
こちらは攻撃機のDPS。ほかの艦載機は試作型BFと天雷を選んでいます。
軽装甲DPSは収束魚雷に並ぶ。中装甲・重装甲には厳しい。
他艦載機
一部の空母は好きな艦載機を装備できるスロットがあります。攻撃機スピアフィッシュは軽装甲に強いようですが、ロケット戦闘機や爆撃機スカイレーダーと比べたらどうなるか、試しに計算してみました。
軽装甲には各種ロケット戦闘機か、爆撃機スカイレーダーのほうが強いようです。特にスカイレーダーとの差は2倍以上と大きい。
スピアフィッシュの汎用魚雷はヒット数の上ブレを狙えますが、良くて試作型BF並み、ヘルキャット以上のダメージを出すのは難しいと思う。
好きな艦載機を選べる空母は、軽装甲単体相手ならスカイレーダーかヘルキャットを優先すると良いでしょう。
雑魚戦
雑魚戦やボス+お供といった戦闘を意識した場合、スピアフィッシュは複数敵へダメージを与えつつ、単体相手にもまとまったダメージを与えられる。単体相手では外れが多い汎用魚雷も、複数相手なら損失も少なくなる。
仮に雑魚相手に汎用魚雷が全部当たった場合、稼ぐダメージはロケット戦闘機を遥かに上回る。特に中装甲・重装甲に対するダメージはめちゃくちゃ高いです。
雑魚相手にはワイヴァーンを選んでもいいけど、スピアフィッシュならネームドを優先的に処理でき、味方の負担を抑えることができるでしょう。
使い方
先程の結果から、スピアフィッシュは軽装甲ボスに強い攻撃機と分かりました。一応、中装甲ボスまでなら彩雲の代わりに装備するのは有りだと思う。
さらに汎用魚雷の投下数が多いので、お供や量産型が同時に出現するボス戦は得意なはず。余燼戦キーロフ(META)がちょうど軽装甲でお供も出現するため、ここで試して見るのも良いかもしれませんね。
彩雲レベルの攻速があるので、制限時間のある余燼戦で4回攻撃を狙うプレイも十分考えられる。攻速に優れるため速度調整やスキル回転率の向上目的で使うこともあるでしょう。
航空ステージではワイヴァーンを使ったプレイが鉄板ですが、最近は前衛にグアムやラフィーIIのような対空要員を揃え、空母は迎撃機を減らしてネームド狩りを行うプレイも考えられる。このときスピアフィッシュを採用するのも良いだろう。
セイレーン作戦ではワイヴァーンよりクリアタイムが速く、単体への攻撃力も高いので、要塞ボスやエンフォーサーまで叩きやすい。
総評
試作型スピアフィッシュは汎用魚雷とロケットを繰り出す攻撃機。
攻撃的な性能でありながら攻速に優れること、汎用魚雷で広範囲をカバーしながらも単体相手にまとまったダメージを与えられることが強味。
感覚的にスピアフィッシュ1枠でバラクーダ+彩雲を使っている感じ。他の攻撃機には真似できない。雑魚戦・ネームド狩り・対ボスといった様々な場面で活躍の機会がありそう。
ただし、現状で必要な装備かと言われたらそうでもないです。
+10のスピアフィッシュで考えた場合、単体相手には強化+13にした流星や彩雲のほうが強いし、雑魚戦はワイヴァーンでも通用する。それら先に実装されている強化装備と本格的に張り合うなら、スピアフィッシュにも金パーツの投資が必要になるでしょう。
一応、現在実装されているコンテンツはスピアフィッシュが無くても全て攻略可能。スピアフィッシュへの金パーツ投資は早まらないほうがいいと思います。
相性の良い艦船
攻撃機「試作型スピアフィッシュ[T0]」と相性の良い艦船。
試行回数
ユニコーンやアクィラは攻撃時に回復スキルが発動する。これの回転率を少しでも上げたいので、攻速に優れるスピアフィッシュを装備することがあるかも。
攻撃機数
セントーや翔鶴のように攻撃機数が多く攻撃機補正が高い空母は、スピアフィッシュ1機で汎用魚雷16発とロケット16発を繰り出せる。補正が高いのでダメージも十分稼げるだろう。
減速停止
インプラカブルの停止効果やアーク・ロイヤルの減速効果から繋いで、スピアフィッシュのロケットフルヒットを狙える。
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