アズールレーンに登場する重巡主砲「試作型203mm/55三連装砲[T0]」について、ステータスや総合評価をまとめています。
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ステータス
重巡主砲「試作型203mm/55三連装砲[T0]」のステータス(強化+10)。
強化+13で補正136%
通称:雲仙砲
総合評価
重巡主砲「試作型203mm/55三連装砲[T0]」の総合評価。
評価:★★★★★
基本性能
試作型203mm/55三連装砲[T0]、ここでは雲仙砲と呼びましょうか。
雲仙砲は重巡・超巡に装備できる、3発×2連射型の榴弾主砲。
装備すると虹主砲特有の火力+65を得る。
榴弾属性なので炎上効果もある。一般的な重巡主砲と同じなら、炎上確率は1発8%で優先度は3。6発ヒットで炎上する確率は約39%、12発ヒットでは約63%です。
炎上効果があっても、必要な場面では戦艦の榴弾主砲や弾幕スキルなどで上書きされてしまうので、あまり期待しないほうが良いです。
3本目の虹重巡砲ということで、先に実装されている虹砲や同じ榴弾属性と比べてみましょう。
攻速はドレイク砲より若干早い程度。
MarkXより威力が1高く、ほかの虹砲と同じ補正115%、
対甲倍率はMarkXより中装甲補正が5%高くなっています。
榴弾の弾速は16が標準ですが、雲仙砲はアルジェリー砲と同じ少し速いタイプ。
さらに虹SKCで驚かされた照準角度50を持つ。撃ちやすくなるのは良いことです。
また、同タイプの主砲よりも拡散角度が狭く設定されています。これで遠くから発射してもブレが少なくなるはず。
攻撃性能
雲仙砲の攻撃性能。
ポートランド改をモデルに主砲+全弾発射のDPSを計算しました。
雲仙砲の軽装甲DPSはドレイク砲を上回り、重巡主砲ナンバーワン。ドレイク砲の約1.17倍高い軽装甲DPSがある。
とりあえず、得意な装甲タイプがほかの虹砲と被らなくてよかったと一安心。
一方で中装甲・重装甲に対するDPSはまるで勝ち目がない。この条件だと雲仙砲には炎上DPSが約40ありますが、それを含めても勝てません。
雲仙砲の平均DPSは虹砲で1番低い。つまり様々な装甲タイプを相手にする状況は苦手ということになります。
強化+13
3種類の虹砲があって、その中で雲仙砲を+13にしていいものか、迷うところです。強化できれば軽装甲に対する切り札となるでしょう。
しかし、タイミングが悪いことに今年の研究は虹SKCが目玉。そろそろ完成している人もいるでしょう。虹SKCも強化したい装備の1つ。
ドレイク砲は既に強化済みの人もいるでしょうけど、まだであればこちらも強化したい一品です。
虹砲を3つ強化する余裕なんて無いですよね。
最初に私の考えをぶっちゃけてしまうと、雲仙砲の役割は他の虹砲よりも少ないと考えます。
雲仙砲が活躍するのは軽装甲の単体ボスくらいです。
強化+13にしたとき、役割が増えるか、ほかの代用ができるか、そのあたりが重要。
雲仙砲+13にすると軽装甲DPSは圧倒的に高いものの、中装甲・重装甲に対するDPSは+10のドレイク砲や虹SKCに勝てません。本当に軽装甲のみ強いことが特徴。一応、炎上が少しは入ると思うので、雲仙砲の中装甲DPSはドレイク砲+10よりやや有利と見れるか。
ドレイク砲+13は単体相手なら全ての装甲に対して有利。軽装甲DPSは雲仙砲+10と同じくらい。主砲が足りないとき、代わりに使えるようになります。ドレイク砲は役割が増えるので強化するメリットは大きいです。また、アズレンの傾向で言えば、中装甲・重装甲のボスに苦戦することが多いと思うので、そういう部分でもドレイク砲有利と見れます。
虹SKC+13は中装甲・重装甲に対して有利。重装甲DPSはドレイク砲+10を上回る。ドレイク砲+13と比べても、攻速や撃ちやすさから虹SKCを優先することもあるでしょう。1番の特徴は、ほかの虹砲と違って唯一貫通効果を持っていること。この点だけ見ても+13にする価値があり、道中戦闘、中装甲・重装甲のボス、このあたりに役割を持てるのは大きい。
もしもドレイク砲+13を持っているなら、単体相手に強い主砲を1本増やすより、貫通という新しい強さが手に入る虹SKCが優先されるでしょう。
まぁ実際、重巡主砲の強化はなるべくやりたくないので、必要になるまで強化しないことが正解です。
総評
雲仙砲は重巡・超巡に装備可能な榴弾主砲。
軽装甲に対する打点が高いことが特徴。榴弾なので炎上効果もある。
攻撃以外のステータスもちょっと優遇されているので、雑に使いやすい主砲と言えるでしょう。
T4パーツの投資だけ考えたいところ。余燼戦などで、どうしても打点が欲しいときに強化する感じ。アズレン歴が短い人はほかの装備にT4パーツを投資しましょう。
相性の良い艦船
重巡主砲「試作型203mm/55三連装砲[T0]」と相性の良い艦船。
重巡であれば基本的に誰とでも相性が良いと言えますが、ここでは特別な効果を持つ艦船を紹介。
ヒンデンブルク
最大強化したヒンデンブルクは重巡主砲を2つ装備可能です。重巡主砲1本分の攻撃力と火力上昇に、主砲攻撃が砲撃シールド貫通するというとんでもない効果が付与されます。このゲームで重巡主砲を1番上手く扱えるのはヒンデンブルクです。
榴弾
榴弾主砲と言えばサン・ルイみたいなところがありますよね。サン・ルイは榴弾装備でダメージ35%アップ。アズレン初心者の人はサン・ルイに装備することが多いかも。
ザラも榴弾装備でダメージ12%アップする効果を持っています。
エーギルは超巡主砲を装備したい艦船ですが、対軽装甲の吾妻砲はリロードが遅く、装甲破壊の維持が難しくなります。吾妻砲のDPSは雲仙砲より若干高いくらいなので、それなら装甲破壊を維持して味方をサポートしたほうが良いでしょう。
雲仙は別艦隊の重巡が榴弾属性で攻撃するとき、そのダメージを7%アップさせる。海域では使い難い効果だけど、セ作の重巡榴弾編成をサポート可能。軽装甲のエンフォーサーやアビータに苦戦する人は一考の余地有り。
弾薬変更
ボルチモアが装備する主砲は全て特殊徹甲弾になります。特殊徹甲弾の対甲倍率は虹SKCと同じ。上級者はドレイク砲を使うと思いますが、それが無い初心者は雲仙砲を使うこともあるでしょう。
ドレイクは通常弾か榴弾を装備時、主砲弾薬が特殊榴弾になります。ドレイクを使うならドレイク砲を選ぶと思いますが、数が不足しているなら雲仙砲を装備して使うことも考えられます。
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