アズールレーン(アズレン)に登場するヴィシア艦船「ローダシュー」の性能評価です。ステータスやスキルの情報、おすすめ装備・編成を掲載しています。ローダシューの入手方法や進水日、声優やイラストレーターなどの詳細情報も役に立つかも!
こちらは動画による解説もオススメです!
プロフィール-Profile-
ローダシューのキャラクター情報を掲載しています。リンク先はローダシューの公式イラストレーターさんや声優さんの関連ページ(SNSやwikiなど)に通じています。一部で起工日・進水日・竣工日が間違っているかもしれないので注意。
艦船 | ローダシュー MNF L’Audacieux |
---|---|
艦種 | 駆逐 |
陣営 | ヴィシア |
レアリティ | SSR |
入手方法 | 「夢幻の間奏曲」限定建造&交換&ドロップ |
実装日 | 2024年7月25日 |
改造日 | 未定 |
起工日 | 1931年11月16日 |
進水日 | 1934年3月15日 |
就役日 | 1935年11月27日 |
CV・声優 | 宮咲あかり |
イラスト・絵師 | 不明 |
イラスト-ILLUST-
ファンアート
リンク先のサイトでローダシューのイラスト検索結果が表示されます。ローダシューの絵を探してる人は利用してみてください。
ステータス-Status-
ローダシューの最大強化レベル125愛のステータスを掲載、改造が実装されている艦船は改造後の能力を表示
耐久 | 2135 | 装甲 | 軽装甲 | 装填 | 210 |
---|---|---|---|---|---|
火力 | 153 | 雷装 | 283 | 回避 | 274 |
対空 | 146 | 航空 | 0 | 命中 | 210 |
燃費 | 10 | 対潜 | 203 | 速力 | 54 |
幸運 | 49 | ||||
装備/補正値/最大数 | |||||
駆逐主砲 | 150% | 1 | |||
魚雷 | 125% | 2 | |||
対空砲 | 120% | 1 | |||
限界突破 | |||||
初段 | 特殊弾幕スキル習得/主砲補正+5% | ||||
二段 | 魚雷装填数+1/開始時魚雷+1/主砲補正+10% | ||||
三段 | 特殊弾幕強化/武器補正+5%/全弾発射/特殊弾幕発動に必要な主砲攻撃回数半減 |
性能測定
参考程度に上記ステータスからローダシューの回避率/命中率/CRT率(クリティカル)/総耐久(回避率を考慮した実質耐久)を測定
仮想敵は回避100/命中100/幸運50/レベル差0で固定
回避率 | 63.3% |
---|---|
命中率 | 77.2% |
CRT | 14.07% |
総耐久 | 5817 |
スキル-SKILL-
ローダシューのスキルについて解説します。
八徳チャージ
戦闘開始時、味方艦隊にアイリス・ヴィシア艦船が2隻以上いる場合、自身のクリティカル率・クリティカルダメージが15%アップ。戦闘中10秒毎に、【八徳チャージ】を発動し、場にいる敵が受ける駆逐艦の砲撃ダメージを5秒間20%アップさせ、さらに戦闘終了時自身の火力・雷装が12%アップ(自身強化効果は5回まで加算可能);【八徳チャージ】を2回発動する度に、特殊弾幕Lv.10を展開し(威力はスキルレベルによる)、さらに10秒間味方前衛アイリス・ヴィシア艦船の装填・命中が30%アップ |
弾種 | 威力 | 補正 | 軽/中/重(%) | 修正 |
斬撃 | 250×3 | 100% | 120/120/120 | 100% |
ノーロック/火力参照/幅48/盾無視 |
クリティカル
戦闘開始時、味方に自身を含むアイリス・ヴィシアの艦船が2隻以上いる場合、自身のクリティカル率とクリティカルダメージを15%アップ。
自身を含むのでアイリス・ヴィシアの艦船をあと1隻採用すればOK。
クリティカル率を上げてくれるアルザスや強力なバフをくれるリシュリューなど、組みたい艦船はたくさんいる。
クリティカル性能はこんな感じ。
★クリティカル性能
通常時:クリ率14.07%/期待値7.04%
強化時:クリ率29.07%/期待値18.9%
強化時のクリティカル率は約29%。ダメージ期待値は1.189倍。通常時と比べて攻撃性能が約1.1倍上がるくらいの効果量。
攻撃補助
10秒毎に「八徳チャージ」を発動。全ての敵艦は5秒間、駆逐艦から受ける砲撃ダメージ20%アップ。
発動すると出現中の全ての敵艦にデバフエフェクトが表示される。
砲撃ダメージ20%アップは非常に大きな効果と言えますが、問題は効果対象が駆逐艦限定で持続時間も5秒と短いこと。
毎度おなじみですが、ミサイル駆逐艦にも効果が適用されることを確認済み。
1戦闘60秒とした場合、5回発動で合計25秒間デバフ状態にできます。これのダメージ期待値は約8.3%です。こうして考えると、正直あまり強い効果とは言えない。前衛の火力15%アップとか貰うほうが強いです。
自己強化
「八徳チャージ」発動時、戦闘終了まで自身の火力と雷装が12%アップ。このステータス上昇効果は最大5回まで加算可能。
発動する度にローダシューの火力と雷装が12%ずつアップ。最終的に50秒経過で火力と雷装が60%アップします。
これだけバフを加算できる効果は珍しい。いつもなら5%×3回とか、めちゃくちゃしょぼいのに。
長期戦で有利な効果。仮に1戦闘60秒なら平均30%。40秒で終わる戦闘でも平均18%のバフを得られる。
特殊弾幕
「八徳チャージ」が2回発動する度に特殊弾幕を展開。
特殊弾幕は自身正面にクソデカ斬撃を3連続で繰り出す。
威力250×3発、火力を参照する攻撃。対甲倍率はALL120%だとか。敵を貫通する効果と砲撃シールドを貫通する効果を持っています。
ノーロック攻撃ですが、貫通効果に斬撃の大きさも合わさって、雑魚戦では多数の敵を巻き込めるだろう。
性質上、特殊弾幕にはバフとデバフが適用されるため、カタログスペック以上のダメージを与えられる。
だいたい20秒で単発1288ダメージ、フルバフで単発1558ダメージが見込める。
アイリス・ヴィシア補助
特殊弾幕の発動と同時に10秒間、アイリス・ヴィシアの前衛は装填・命中が30%アップする。
こちらの対象となるのはアイリス・ヴィシアの前衛。砲撃ダメージアップ効果よりも対象が増えて使いやすい。
アイリス・ヴィシアの駆逐艦は僅かな時間ですが、砲撃ダメージアップと命中バフで攻撃性能が大きく向上します。
兵装や装備にもよりますが、装填値200の艦船が装填30%アップを貰うと、10秒間で約1秒リロードを短縮できます。
ローダシュー基準で命中30%アップ発動中はこのくらいの効果を得られる。
★命中30%アップ
命中率:77.2%→82.7%
クリ率:14.07%→16.48%
期待値:7.04%→8.24%
効果発動中は命中率が約5%も上がり、クリティカル性能も強化される。
ただし、20秒毎に10秒持続という扱いになるため、1戦闘60秒で2回発動だと強化状態でいられるのは合計20秒。平均10%アップ程度の効果量です。
この効果のいい所は発動サイクルが魚雷リロードと噛み合うことでしょうか。魚雷の命中率とクリティカル性能が上がり、ダメージ効率が増します。
シュヴァリエールはここにあり
戦闘開始時、自身の回避が30%アップし、受ける榴弾ダメージを20%軽減する。味方前衛アイリス・ヴィシア艦船の耐久が60%を下回った場合に一度だけ、戦闘終了時まで自身の対空・対潜が30%アップ;30%を下回った場合に一度だけ、その艦の耐久を上限の10%分回復し、更に5秒間持続する煙幕を張り、中にいる艦船の回避率を40%アップさせる(回避率アップ効果は「煙幕散布」系スキルと加算されない) |
生存力アップ
自身の回避30%アップ、受ける榴弾ダメージ20%軽減。
特別な条件も無しに回避が大幅アップし、榴弾耐性を獲得。
ローダシューは軽装甲なので榴弾耐性はありがたいです。例えば、戦艦の榴弾主砲は軽装甲140%ですが、榴弾耐性のおかげで112%に抑えられる。
そもそも回避アップのおかげで当たらない可能性も有り、榴弾攻撃を繰り出す相手には強気。
難点は榴弾耐性が活躍するかわからないこと。いくら耐性があるとはいえ、相手が榴弾で攻撃してくるなら中装甲艦船を使ったほうが有利です。
あとは榴弾攻撃を多用してくる敵艦の存在が重要。ようするに今後のアズレン開発のさじ加減で、ローダシューを使えるかどうかが左右される訳です。
自己強化
アイリス・ヴィシアの前衛が耐久60%未満になると一度だけ発動。戦闘終了までローダシューの対空・対潜が30%アップ。
自身の耐久が60%未満になることでも発動可能。
ローダシューは元々の対空が低いので、対空アップを貰ったからといってめちゃくちゃ強くなる訳では無い。それに耐久を減らしてバフを貰うというプロセス自体が微妙です。
対潜に関しては装填と命中が上がる効果と合わせてかなり強そう。ただし、対潜設備を積むことで生存力が低下することに注意したい。
連戦で耐久60%未満を維持して戦えると毎回バフが適用されて強いかも。
煙幕散布
アイリス・ヴィシアの前衛が耐久30%未満になると一度だけ発動。耐久30%未満になった艦船を10%回復し、5秒間持続する煙幕を散布する。煙幕の中にいる艦船は回避率40%アップ。ほかの煙幕散布系スキルとは加算されず、効果が高いほうが優先される。
自身の耐久が30%未満になることでも発動可能。
せっかく煙幕散布を使えるのに1戦闘1回しか使えないのは残念です。
ピンチの時に回復と煙幕で延命できることが強味。自身も回復対象となるため、ほかにアイリス・ヴィシアの前衛がいなくてもOK。
特殊弾幕-ローダシューII
自身が主砲攻撃を10回行う度に、特殊弾幕-ローダシューIIを展開する |
弾種 | 威力 | 補正 | 軽/中/重(%) | 修正 |
通常弾 | 18×36 | 125% | 120/60/60 | 100% |
魚雷 | 45×3 | 100% | 70/100/120 | 100% |
ローダシューは限界突破3回目で全弾発射半減を獲得します。この全弾発射スキルは主砲リロード×5回のサイクルが発動目安です。
自身正面に砲撃と魚雷を繰り出す。
砲撃部分は威力18×36発の通常弾。対甲倍率は駆逐榴弾主砲と同じ。アイリス・ヴィシア特有のトリコロール砲弾をくの字状に展開する。
魚雷部分は威力45×3発。通常魚雷よりも対甲倍率が低いタイプ。中央で交差するように飛んでいく。
回転率のおかげで弾幕DPSは高いほう。
総合評価-ALL_ratings-
ローダシューの総合評価をまとめています。
評価:★★★★
キャラクター
ローダシューはヴィシア所属の駆逐艦です。
アズレンでは5隻目となるル・ファタスク級の駆逐艦。
生真面目で意識高い系の騎士らしいが、着せ替えではおしり丸出し。
そんなみっともない姿の騎士がどこにいる。こんなの見たら交尾ごっこ不可避。ロイヤルおじさんビーストモード!うぉーうぉー愛には勝てぬから。
基本性能
耐久2000以上の軽装甲タイプ。
ル・ファンタスク級特有の高い速力が長所。速力の高さが有利になるかは環境によって変わる。一般的に敵が多いと接触ダメージを受けやすく、敵が少ないほど戦場を広く使えて被弾を抑えやすい。
接触ダメージは回避判定や軽減効果の影響を受けないので、耐久が低い駆逐艦には大きな痛手となります。特に理由が無い限り、駆逐艦を複数採用する編成は避けたい。
主砲1本と魚雷を駆使して戦う標準的な駆逐艦。
火力と主砲補正が高く、砲撃のほうが稼ぎやすい。
魚雷のほうは補正が低いのでイマイチ。一般的な駆逐艦と同様、開始時魚雷+1と魚雷装填数+1を獲得します。
対空値は低いものの、対空砲補正は120%と高い。装備次第では一般軽巡くらいの対空砲ダメージを発揮できるだろう。
ル・ファンタスク級のヴィシア艦船であるル・マランとランドンターブルと比べてみましょう。
ローダシューは攻撃系ステータスが高めに調整されています。また、幸運を加味すると回避率も命中率もランドンターブルより高くなる。結果として、ローダシューが明確に劣るステータスは耐久と対空くらい。
ほかのル・ファンタスク級と同様、限界突破3回目で全弾発射半減を獲得します。
対空性能
ローダシューの対空性能。
対空バフ無しでは普通の駆逐艦といった感じ。
対空バフ有りでベルファスト以上の対空砲ダメージを発揮。バフ無しよりもダメージが約1.18倍高い。
装填バフは10%として計算しています。実際のバフ発動時は攻撃回数が増える可能性があります。
生存力
ローダシューの生存力。
設備は応急+コマンド。
ローダシューの生存力は11109。ギリギリ使えるラインを1万とするなら少しだけ有利。回復スキルがあるのでどちらかと言えば連戦のほうが向いている。
榴弾耐性は含めていないので、榴弾を受ける機会が多ければ数値以上の硬さを見せてくれるでしょう。
コマンドの代わりに対潜設備を積むと生存力は9337。味方の生存補助無しで使うのは難しいか。その代わり生存設備を減らすことで耐久60%未満を維持しやすくなり、対潜バフを得やすい。
攻撃性能
ローダシューのDPS。クリティカル性能アップ、バフは期待値で計算。
単体相手として、虹アイリス砲装備時のDPS。ローダシューは砲座1の艦船ですが、主砲DPSは砲座2の駆逐艦に匹敵するほど高い。火力バフや砲撃ダメージアップなどのおかげです。
斬撃は判定が大きいので命中精度は50%として計算。見た目のインパクトは大きいものの、回転率が悪いのであまり強くない。
全体の軽装甲DPSは800程度。この前のZ47が1000近いDPSだったので、特別攻撃性能に優れる訳では無い。
補助効果
ローダシューは駆逐艦の砲撃ダメージを上げる効果と、アイリス・ヴィシアの前衛に装填・命中を上げる効果を持っています。
攻撃性能ではあまり目立たないローダシューにとって、補助効果の強さが最後の砦なのですが、先に言っちゃうと微妙です。
まずはローダシューの各種補助が全て適用されるモガドールを使ってDPSを測定。
モガドールはアイリス・ヴィシアの駆逐艦で一番攻撃性能に優れるため、ローダシューの各種効果で軽装甲DPSが150上昇します。通常時と比較して約11%アップ。
今は不可能ですが、モガドール基準の艦船が2隻いたらローダシューの軽装甲RDPSは1100以上が見込める訳です。
次に最強の攻撃性能を誇るミサイル駆逐艦「太原改」を使ってDPSを測定。こちらは砲撃ダメージアップのみで軽装甲DPSが76上昇しました。通常時と比較して約5%アップ。
ミサイル駆逐艦はさすがにモガドールほどの上昇値は得られません。
この結果から分かると思いますが、前衛の攻撃補助としてローダシューを採用する価値はほとんどありません。
速い話がミサイル駆逐艦を並べたほうが相互シナジーもあって圧倒的に強い。
例えば、ローダシュー、モガドール、ランドンターブルといった組み合わせで、軽装甲合計DPSが3000未満。一方でミサイル駆逐艦の太原と鞍山なら2隻で3000以上が見込める。
それに駆逐艦を並べるメリットが小さく、ほかの艦種を並べたほうが戦術の幅が広がるだろう。前衛より主力の攻撃補助を行ったほうがいいという理由もあります。
総評
ローダシューは戦闘中に能力が変動するバフファイターです。
時間経過でバフが変動したり、耐久が減ることでバフが増えるので、初心者からすると強いのか弱いのか分かりにくい。
ローダシュー自身の攻撃性能は中の上といったところ。
生存力も特別高い訳ではない。一応、ピンチになると回復と煙幕を発動してくれるのがありがたい。
攻撃補助能力が強そうに見えますが、艦種や陣営の縛り、持続時間といった諸々を考慮すると、ただただ使い難いだけで微妙な効果と言える。前衛の攻撃補助を行うのであれば、アヴローラとか神通クラスの汎用性と強力な効果が求められる。ローダシューの効果はそれらと比べて明らかに劣る。
総じて、ローダシューには部分的に強いと思えるものはありますが、編成のセオリーや既存艦船との優劣を加味すると、採用に至るか難しいところです。
装備-Equipment-
ローダシューのオススメ装備、候補一覧からお好みで装備を組み合わせると良いです。
駆逐主砲
魚雷
対空砲
設備
特殊装備
編成-Formation-
ローダシュー入りのオススメ編成を紹介
準備中
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