【アズレン】戦艦主砲:406mm三連装砲B-37 MK-1[T3]【性能評価】

406mm三連装砲B-37 MK-1[T3]

アズールレーンに登場する戦艦主砲「406mm三連装砲B-37 MK-1[T3]」について、ステータスや総合評価をまとめています。

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ステータス

戦艦主砲「406mm三連装砲B-37 MK-1[T3]」のステータス(強化+10)。

406mm三連装砲B-37 MK-1[T3]

406mm三連装砲B-37 MK-1[T3]

強化+13で補正124%

通称:ソユーズ砲、B-37

総合評価

戦艦主砲「406mm三連装砲B-37 MK-1[T3]」の総合評価。

評価:★★★★★

基本性能

ここではソユーズ砲と呼びましょうか。

ソユーズ砲には前からT1とT2が存在していましたが、今回ようやくT3が金装備として実装されました。

T3のほうは、装備すると火力+45を獲得。威力165の徹甲弾を3発投射する。

この徹甲弾は試作型406mm/50三連装砲[T0]試作型406mm/50三連装砲[T0](シャンパーニュ砲)のように弾道が低く、弾速に優れるため、発射から着弾までのタイムラグが短い。おまけに投射範囲も通常の三連装砲より狭く設定されているため、動きの遅い敵には多段ヒットが期待できます。

徹甲弾の特性として、重装甲の敵に命中すると20%の確率で装甲破壊を付与できます。装甲破壊状態になった敵は6秒間、受ける砲撃ダメージが8%アップ。3発ヒットした場合、装甲破壊が発動する確率は48.8%、9発ヒットなら86.5%です。フルヒット条件なら、だいたい戦艦1隻で装甲破壊を付与できる印象。

ステータス比較

徹甲弾とSAP弾の三連装砲をまとめてみました。

ソユーズ砲_ステータス比較

まずソユーズ砲の攻速はメジャーなシャンパーニュ砲より少し遅いです。試作型380mm三連装砲Mle1935[T0]試作型380mm三連装砲Mle1935[T0](フランドル砲)と比べると結構大きな差に見えますね。20秒軸の戦艦コンボで攻撃順を細かく調整できるようになったと喜ぶべきでしょうか。

ソユーズ砲の威力×補正×発射数の数値は金徹甲弾の中で最強。攻速が遅い分、攻撃力がちゃんと高いのは偉い。

ソユーズ砲の対甲倍率は中装甲が145%と1番高く、マルコ砲の次に優秀。重装甲は一般的な戦艦徹甲弾と同じ。

着弾が速いタイプなので、普通なら動く敵への命中精度は悪くないはず。しかし、ソユーズ砲は戦艦主砲では珍しく、破壊範囲が1小さい。つまり動く敵を範囲で巻き込むのは少し苦手な訳です。その代わり投射範囲は普通の三連装砲より狭く設定されています。

命中精度

停止敵へのソユーズ砲命中精度を計算してみました。

ソユーズ砲_投射範囲比較

ソユーズ砲の命中精度はシャンパーニュ砲に若干劣ります。破壊範囲が1小さい影響が痛いか。それでも406mm三連装砲MK6[T3]406mm三連装砲MK6[T3](Mk6)などの一般的な三連装砲より有利なところは評価できます。

スキルや設備で投射範囲を収束する効果を得られる場合、2収束でだいたい6%前後、命中精度が上がる。

収束効果を得られる場合、少し状況が変わるようです。通常時はシャンパーニュ砲有利でしたが、投射範囲を2収束するとソユーズ砲の命中精度が若干高くなるという逆転現象が発生する模様。

本当に僅かな差なので、実際の戦闘でこの差を実感するのは難しいけど、ソユーズ砲と収束効果の相性が良いという点は覚えておきたいです。

攻撃性能

ソユーズ砲の攻撃性能を比較してみましょう。

ヴァンガードをモデルに主砲と特殊弾幕のDPSを計算。

ソユーズ砲_DPS比較

ソユーズ砲自体の中装甲DPSはシャンパーニュ砲より7%高い模様。主砲+弾幕の合計DPSで見ても4%有利です。この数値だけなら試作型三連装406mm主砲Model1940[T0]試作型三連装406mm主砲Model1940[T0](マルコ砲)や460mm三連装砲[T0]460mm三連装砲[T0](大和砲)にも勝てるため、対中装甲はソユーズ砲が最強と言えます。

その代わり重装甲はやや苦手。出雲砲よりマシだけど、基本はシャンパーニュ砲を使うべきでしょう。一応、攻撃順の調整でソユーズ砲を使うことがあるかもしれない。

ヴァンガード装備時の攻速はシャンパーニュ砲より約0.3秒遅いくらい。

攻速比較

ソユーズ砲は20秒軸の戦艦コンボを狙う時に採用されるかもしれません。

しかし、ソユーズ砲の攻速はシャンパーニュ砲より遅いです。

仮に余燼戦のような制限時間のあるステージで、今まで使っていたシャンパーニュ砲をソユーズ砲に置き換えた場合、それで役割が務まるか難しいところ。攻撃を完遂できない、攻撃順がズレる、そういう問題が生じる可能性があります。

この問題を解決するには、単純に装填の高い艦船を使う、装填設備を積むなどの方法が考えられる。

もしもソユーズ砲でシャンパーニュ砲やフランドル砲並みの攻速を出そうとしたら、これくらいの装填が必要です。

戦艦主砲_20s攻速調整

戦艦の装填値は165+艦船技術17=合計182、ゲーム内の攻速を表示しています。

この条件でソユーズ砲がシャンパーニュ砲並みの攻速を出すには装填+10~11必要。フランドル砲まで目指すと装填+21必要です。装填バフにもよるので参考程度に。

ビスマルクZweiやヴァンガードは装填が高いのでソユーズ砲と相性が良いと言えます。

装填が低い戦艦でも、設備に自動装填機構を積めば補える。装填上昇値を調整できるように、強化段階やTierの異なる装填設備を揃えておくと良いかも。

金パーツの投資

シャンパーニュ砲やフランドル砲に金パーツを投資するのはオススメできますが、ソユーズ砲は悩むところ。

なぜならソユーズ砲の役割はそれほど広くないし、攻速の遅さがどの程度戦闘に影響するかわからないからです。

仮にシャンパーニュ砲を使って余燼戦で4回攻撃を狙えても、ソユーズ砲では攻速が遅くて攻撃完遂が安定しないケースが考えられる。

シャンパーニュ砲なら今まで使われてきた実績もあるし、お手本になる動画もたくさんあるのでオススメできます。ソユーズ砲は始めての経験となるので、はっきりとオススメするのは難しい訳です。

それに既に出雲砲、シャンパーニュ砲、フランドル砲あたりから、強化13の主砲を合計3本以上所持しているなら、ぶっちゃけそれで足りると思う。

ソユーズ砲の強化は保留。使う機会が来たら強化する方向で良いでしょう。

総評

ソユーズ砲は戦艦の徹甲弾主砲です。

20秒軸の戦艦コンボで中装甲を相手にする状況では最強の攻撃性能を誇る。重装甲相手でも攻撃順の調整で出番があるかもしれない。

難点は攻速が少し遅いこと、現状のコンテンツは既存の戦艦徹甲弾で十分足りてしまうこと。

プレイヤー側の攻撃力が高すぎるので、ソユーズ砲の攻撃力に頼る必要が無い訳です。

初心者視点だと、まともな戦艦徹甲弾は兵装開発で作るしかないので、いきなり最強クラスの攻撃性能を誇るソユーズ砲が手に入るのは非常にありがたい。

上級者視点だと、既にシャンパーニュ砲を+13で使っているだろうし、ソユーズ砲を使う機会はあまり無いかも。攻速調整が必要な余燼戦やEXステージなど、ガチでシビアなステージが実装されたら強化して使う感じ。

相性の良い艦船

戦艦主砲「406mm三連装砲B-37 MK-1[T3]」と相性の良い艦船。

北方連合

ソユーズ砲は北方連合主砲なので、キアサージキアサージの主砲条件を満たすことができます。ただし、キアサージ自身の装填が低いので、攻速が遅いこの主砲は使い難い場面もある。

高装填

ヴァンガードヴァンガードビスマルクZweiビスマルクZweiは装填が高い上に装填バフも持っているので、他の戦艦よりもソユーズ砲を扱いやすいはず。

徹甲弾

ヴィットリオ・ヴェネトヴィットリオ・ヴェネトは徹甲弾主砲を装備すると火力アップ。

シャンパーニュシャンパーニュは徹甲弾主砲を装備すると、自身の火力が5%、装填が15%、クリティカル率が20%アップ。

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