アズールレーン2023年12月14日のアップデートで実装された特殊専用装備を簡単に解説!
こちらは動画による解説もあります。
シャングリラ
ステータス
シャングリラはユニオン所属のSSR空母。
エセックス級空母の1隻なので、ステータスはエセックスやバンカー・ヒルなどと近い。
艦載機スロットはユニオン空母でありがちな戦闘機3/爆撃機3/攻撃機2の構成。戦闘機と爆撃機の補正が高く、攻撃機はイマイチ。
スキル
シャングリラのスキルは2つ。
航空攻撃時に80%で発動。威力222の500lb爆弾を合計12発投下します。爆弾投下数は多めですが、装備の500lb爆弾より威力が低い。対空350の敵に対して実質威力約66。確率発動というのもあって、今の時代ではかなり厳しい性能と言えます。
開始10秒後に観測機を飛ばす。この観測機が破壊されると先程の特殊攻撃を繰り出す。海域で観測機が破壊されることはまずありません。破壊されるとしたら特定のステージ限定で、なおかつお膳立てが必要。例えば、13章か14章で開幕の敵を素早く処理し、観測機が発艦する前に防空艦を出現させる。これで破壊してもらえます。
観測機の発艦から8秒毎に、自身の命中3%・与ダメ7%アップ。最大5回まで加算で命中15%・与ダメ35%。シャングリラの攻撃1回目で加算1、2回目で加算3、遅めなら4、3回目でようやくフルパワー状態で攻撃できる。たぶん、このスキルはほとんどテストせずに実装したのかもしれない。
エクスプローラー・アイ
観測機が撃墜された時、特殊航空攻撃(威力はスキルレベルによる)を行う。
シャングリラに専用装備をセットするとを航空40/装填20を獲得。
装備効果は饅頭セプターと同じなので省略。
バフスキルが強化されます。
開始10秒に観測機を飛ばし、6秒毎に命中7%・与ダメ15%アップ、最大3回加算に変更。
★強化後
8秒毎
命中3%・与ダメ7%
最大5回加算で命中15%・与ダメ35%
★強化後
6秒毎
命中7%・与ダメ15%
最大3回加算で命中21%・与ダメ45%
効果が高くなったのはありがたい。
バフを貰う間隔が短くなったことで、2回目の攻撃前にフルパワー状態。
1回目の攻撃も艦載機と装填次第では2回加算が適用される。ただ、この専用装備自体に装填+20があるし、装填技術や空母オフニャを考慮すると、発動前に攻撃してしまうだろう。
空母の仕様で、着弾前に航空バフや与ダメアップを貰っても効果がありません。
例えば航空攻撃の場合、発艦前のバフや与ダメ効果などの情報が保存される。発艦後にバフの持続時間が切れる、あるいは新しいバフを貰うことがあっても、発艦前の状態でダメージ計算されます。
つまり上級者の環境では、1回目の攻撃は命中7%・与ダメ15%と考えておくのが良いでしょう。2回攻撃時点で平均ダメージ30%はなかなか強力。
各種性能
シャングリラの性能をまとめました。
装備は中装甲への打点を重視した構成。攻撃は50秒で2回攻撃として、バフ期待値で計算しています。
饅頭セプターを装備した状態では、回避上昇があるので生存力が高いです。
中装甲に対するDPSは普通。期待値エンプラが1200ほどあるので遠く及ばない。
専用装備をセットしたシャングリラ。
回避上昇が無いので生存力が低下する点に注意。
中装甲に対するDPSは先程の約1.17倍。だいぶ強くなっていますが、やはり期待値エンプラという壁を乗り越えられないようでは厳しいか。
総評
シャングリラに専用装備が実装されました。
装備効果がコピペなのは許せない。大鳳の専用装備では爆撃機と攻撃機の補正が上がる効果を与えておきながら、そのあと実装されたサラトガ、ヴィクトリアス、シャングリラはコピペ。あんまりです。
バフスキルの微妙な部分が改善されたのはよかったけど、それでも攻撃性能は期待値エンプラに劣る。確率に左右されず、安定した攻撃力を発揮できると言えば聞こえはいいか。
ヨークタウンIIを使った空母編成に新しい風を吹き込んで欲しかった。
ザラ
ステータス
ザラはサディア所属のSSR重巡。
主砲砲座2と副砲を駆使して戦う、いわゆる副砲型重巡というヤツ。
主砲と副砲の補正はユニオンのミネアポリスやボルチモアより低く、火力と命中でも勝てない。ついでに対空性能も微妙。
比較的耐久に優れることと、おっぱいが大きいことが長所。
スキル
自身がダメージを受けると18%で発動。12秒間、敵弾を10回まで防ぐ砲撃シールドを2枚展開する。砲撃シールドは正面固定1枚と回転1枚。被弾判定はミスでもOK。10回被弾で発動する確率は約86%。開幕と発動後にクールタイム12秒があるので回転率は普通。
自身の主砲が榴弾かSAP弾の場合、炎上効果が無くなる代わりに主砲ダメージ12%アップ。
徹甲弾の場合、主砲命中時に8%の確率で発動。敵に10秒間、ザラから受けるダメージ15%アップのデバフを付与。
通常弾のチェシャー砲やドレイク砲では効果を得られない。
麗しきフィオレット
ザラに専用装備をセットすると火力42/命中20を獲得。
装備効果はおなじみの拡散型斬撃なので説明は省略。
スキル強化はテルニシールド。砲撃シールド展開時に自身の耐久を1.5%回復。戦闘中、自身の回避15%アップ、ザラ級の与ダメ5%アップ。
砲撃シールドには相変わらずクールタイムがあります。1戦闘60秒なら3回発動が限界なので、この場合の回復量は4.5%が見込める。
さらに回避アップを得たことで生存力アップ。
ザラ級の与ダメアップは自身にも効果有り。これでザラ級3隻編成でお互いにバフを与え合うことができる。
各種性能
ザラの各種性能をまとめました。
軽装甲重視の装備構成。
饅頭バスターソードのザラ。
攻撃性能はよくいる副砲型重巡という感じ。
専用装備のザラ。
回復効果と回避アップにより、生存力が10%も上がりました。1戦闘だとポートランドよりやや低いけど、砲撃シールドを考慮したら同じかそれ以上になるでしょう。
攻撃性能も軽装甲DPSが15%高くなっています。
ついでにザラ級3隻編成のDPSを計算。
ポーラの軽減効果で生存力アップ。
攻撃性能はゴリツィアの命中バフも含めて計算しています。
さすがにバフを積み重ねれば、ドレイク以上のDPSが期待できます。
総評
ザラに専用装備が実装されました。
回復と回避バフで生存力アップ。火力・命中の上昇と与ダメアップで攻撃性能アップ。
だいぶ強くなったと思いますが、重巡にはライバルが多いので厳しいです。高雄の二の舞い。
強いかどうかは別として、むちむちサディアお姉さん編成が捗るのは嬉しいです。
Z1
ステータス
Z1は鉄血所属のSR駆逐。愛称はレーベ。
改造でSSRになる。
高めの雷装と補正から繰り出される魚雷攻撃が長所。
限界突破3回目で魚雷集中化を獲得します。
スキル
Z級駆逐艦の火力・回避が40%アップ。2023年12月14日時点で鉄血駆逐艦全員がバフ対象です。Z表記の無いフィリックス・シュルツとオットー・フォン・アルフェンスレーベンも対象。バフの効果により、レーベ基準で主砲DPSは1.23倍、生存力は1.18倍になります。
改造によりスキルを習得。20秒毎80%で発動。特殊弾幕を展開し、10秒間自身のクリダメ50%アップ、前衛の受ける航空ダメージ30%軽減。高確率で発動してくれますが、発動しなかったときの虚しさは異常。
特殊弾幕は自身正面に徹甲弾をバラ撒く。
クリティカル性能はこんな感じ。
★クリティカル期待値
通常時:約1.066
発動中:約1.132
戦闘60秒平均:1.083
60秒で2回判定として発動率も考慮すると、クリティカル期待値は1.083倍。
前衛に航空耐性を付与してくれる効果は強そうに思えます。しかし、こちらも60秒で2回判定として発動率も考慮すると平均軽減率は6.4%とイマイチ頼りない。
全弾発射は自身正面に砲撃を展開する。
オレサマスタイル
Z1に専用装備をセットすると雷装32/装填18を獲得。
装備効果はおなじみの領域型斬撃なので説明は省略。
スキル強化はZの系譜。開始から自身の装填・命中が40%アップ、主砲補正10%アップ。Z級駆逐艦のバフに対空40%アップが追加。自身以外のZ級駆逐艦がいる場合、全弾発射スキルを強化。
めちゃくちゃ盛られてて草。
レーベ自身は火力・対空・回避・装填・命中が40%アップし、主砲補正10%アップ。
★主砲の軽装甲DPS
饅頭双剣:DPS190/攻速1.08s
専用装備:DPS223/攻速0.98s
★金四連磁気のリロード
饅頭双剣:20.46s
専用装備:17.59s
饅頭ダブルソードと比べた場合、レーベの主砲DPSは約1.17倍。
装填アップのおかげで魚雷リロードなら約3秒短縮できます。
Z級駆逐艦の低い対空を底上げできるのは嬉しい。対空性能に優れるフィーゼを強くできる。ニーミなどの軽巡主砲を装備できるタイプは、四万十砲を装備して対空性能を上げる戦法を取りやすくなるかも。
全弾発射の強化では磁気魚雷が8発追加される。詳しい攻撃性能は不明ですが、だいたい威力35、軽装甲70%くらいの性能。
総評
レーベに専用装備が実装されました。
なんかいろいろ盛られていますが、冷静に考えるとZ級駆逐艦を対象とした限定的な効果なので、このくらい盛って当然。
むしろこれだけ盛っても、どこでどうやって使ったらいいのかわからない。駆逐艦を複数採用するという縛りが受け入れがたい。
中華トリオのような突き抜けた性能じゃないと、今の環境で戦うのは厳しいと思う。
せいぜい14章あたりで頑張ってくれればいいかなといった感じ。
フォーチュン
ステータス
フォーチュンはロイヤル所属のR駆逐。改造でSRになります。
耐久がめちゃくちゃ低い代わりに、回避がめちゃくちゃ高い。
攻撃性能は平凡。対潜が高いかなと思うくらい。
限界突破3回目で全弾発射に必要な攻撃回数が半減します。
スキル
20秒毎30%で発動。6秒間全ての攻撃を回避する。いわゆる完全回避スキルというヤツ。砲撃や魚雷といった攻撃は全てミスにできますが、接触ダメージや炎上ダメージは回避できません。
フォーチュンが生存中に限り、主力全員の受けるダメージが15%軽減される。艦種やポジションの条件が無い、汎用性の高い主力防御スキルです。主力艦が落ちそうになるくらい不利な状況で活躍しますが、そんな状況になるステージでフォーチュンを使いたいと思えるか、そこが問題。
全弾発射は自身正面に砲撃を展開する。中央部分は砲弾が2つ重なっており、4発×5連射する。
ホイール・フォーチュン
フォーチュンに専用装備をセットすると火力35/耐久220を獲得。低い耐久を補えるのはありがたいです。
装備効果はおなじみの領域型斬撃なので説明は省略。
スキル強化は緊急回避。発動サイクルが15秒毎に変更され、効果の持続時間が8秒になりました。さらに緊急回避が不発の場合、8秒間10%軽減を得る。
初回発動後は8秒効果発動、7秒インターバルの繰り返し。外れ無しで確実に被弾を抑えられるようになりました。
1戦闘60秒で完全回避が1回発動すると生存力が約13%アップ。軽減効果も含めると15%くらい生存力が上がる。
饅頭双剣:耐久2651/回避率68.32%/生存力8902
専用装備:耐久2871/回避率68.32%/生存力10661
専用装備をセットしたフォーチュンの生存力期待値は10661。饅頭ダブルソードと比べ、約1.2倍も生存力アップ。
総評
フォーチュンに専用装備が実装されました。
緊急回避の発動サイクルが速くなり、生存力アップ。フォーチュンらしい強化内容でした。
演習に出てきたら、主力が攻撃するタイミングに緊急回避が被さるので、結構めんどうな相手になるかもしれません。
そのくらいでしょうか。海域では使う理由があまり見当たらない。
ケーニヒスベルク
ステータス
ケーニヒスベルクは鉄血所属のN軽巡。
意外と対空性能に優れることが長所。
それ以外の能力は平凡。最低レアで改造も無いので仕方なし。
スキル
巡洋艦の装填が15%アップ。アズレンにおける巡洋艦とは、軽巡・重巡・超巡を指す言葉です。対象が多いので使いやすいほう。
全弾発射は扇状に砲弾を飛ばす。
7つの橋の教え
姉妹艦のケルンとカールスルーエは改造を貰っていますが、ケーニヒスベルクには専用装備が実装されました。やったね。
専用装備をセットすると火力40/回避15を獲得。
装備効果はおなじみの拡散型斬撃なので説明は省略。
スキル強化は装填指揮なのですが、ゲーム内ではフォーチュンのスキル説明が表示されています。
大陸情報では、装填指揮の対象が前衛全員になり、20秒毎に特殊弾幕を展開するようになる。
特殊弾幕はキレイに整列した砲弾を自身正面に飛ばす。詳しい攻撃性能は不明ですが、軽装甲に対して暫定威力50くらい。
総評
ケーニヒスベルクに専用装備が実装されました。
装填指揮の対象が前衛全員になり、20秒毎に特殊弾幕を発動する。
使いやすくなったのはいいことですが、ケーニヒスベルク自体を採用したいと思えないので、なかなか難しいです。
低燃費編成のために、この専用装備を作るのも微妙。
おわりに
専用装備が5種類実装されました。
みなさんお気付きでしょうか?今回実装された専用装備は、全て装備効果がコピペです。ふざけんな。頼むからやる気出してくれ。
レーベのスキル強化だけやる気を感じましたが、果たして使う機会があるのか。それはアズレン開発次第でしょう。
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