アズールレーンの戦闘機・爆撃機について、調べたこと、検証したことをまとめています。
こちらは動画による解説も行っています。
爆撃の特性
戦闘機・爆撃機は、近くの人型、および指揮艦などの優先ターゲットに向けて爆弾を投下します。
しかし、対象が停止してても、爆弾がフルヒットすることは稀です。
なぜなら、爆弾の投下位置は、投射範囲の影響でバラつくようになっているからです。
メカニズム
以下は大陸wikiの情報から解釈したもの。
投射範囲は一部を除き、縦×横の正方形が一般的。
正方形の中央部分に、敵の当たり判定が立つようになっているらしい。イメージ図は人型敵の判定。
破壊範囲は円形で、投射範囲内にランダムで爆弾を投下。
投射範囲、敵の当たり判定、破壊範囲から、緑枠の中に爆弾が投下されれば命中となります。
そこから爆弾の命中率を計算すると、このようになるとか。
爆弾 | 破壊範囲 | 投射範囲 | ヒット率 |
---|---|---|---|
100lb | 16 | 33*33 | 44.7% |
500lb | 19 | 36*36 | 47.4% |
1000lb | 22 | 40*40 | 47.8% |
1600lb | 25 | 40*40 | 55.9% |
2000lb | 28 | 42*42 | 59.7% |
試作型天雷の爆弾は「800Kg 徹甲爆弾」と呼ばれるものですが、1600lbと同じ範囲が設定されているため、ヒット率は55.9%と考えられます。
実際は物理的に当たった上で、さらに回避判定があるので、単体相手だと外れやすく感じることが多いかと。
実戦テスト
デイリー認識(砲撃)では、回避しない停止敵、シャルンホルストが登場します。これに対して、爆弾を投下し、ヒット率を調べてみました。
一部戦闘機を使用。
爆弾の投下数が多いとカウントが大変なので、無凸軽空母を使って、1機ずつ調べています。
100lb
零戦五二型 100lb×2 1戦闘3回、10戦分、爆弾60個分
100lbのヒット率は平均48.3%。
先程の計算値より、ヒット率が3%以上高かったです。
100lbは攻撃範囲が狭く、頼りない印象ですが、停止した相手には結構有効だと分かりました。
500lb
F4U(VF-17中隊) 500lb×2 1戦闘3回 10戦分 爆弾60個分
500lbのヒット率は平均53.3%
こちらも先程の計算値より、ヒット率が高かったです。
1000lb
シーホーネット 1000lb×2 1戦闘3回 10戦分 爆弾60個分
1000lbのヒット率は平均30.0%
下ブレを引き過ぎたのか、結果はイマイチ。
この結果に納得できなかったので、追加でファイアフライを試しました。
ファイアフライ 1000lb×2 1戦闘3回 10戦分 爆弾60個分
1000lbのヒット率は平均35.0%
こちらも微妙な結果になりました。
1600lb
デストロイヤー 1600lb×2 1戦闘3回 10戦分 爆弾60個分
1600lbのヒット率は平均51.6%
若干下ブレした感じ。
試作型天雷
徹甲爆弾×3 1戦闘3回 10戦分 爆弾90個分
徹甲爆弾のヒット率は54.4%
予想と近い結果を得られました。徹甲爆弾を9個落とせば、単体相手に5発ヒットが期待できます。
実験型X
2000lb×1 1戦闘3回 20戦分 爆弾60個分
500lb×2 1戦闘3回 20戦分 爆弾120個分
2000lbのヒット率は平均55.0%
500lbのヒット率は平均35.8%
2000lbのヒット率は若干下ブレした感じ。500lbのヒット率は、先程のF4U(VF-17中隊)よりも15%以上低い数値。
実験型XとF4U(VF-17中隊)の500lbを統合すると、平均41.6%になります。
爆弾ヒット率
計算値と実戦の結果を比べるとこうなります。実戦のほうは同じ爆弾を統合。
1600lb以上のヒット率は50%が見込めます。
1000lbはヒット率30%と、ちょっと信用できないかも。
このデータが参考になれば幸いです。
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