アズールレーン2024年1月18日のアップデートで実装された特殊専用装備を簡単に解説!
こちらは動画による解説もあります。
キング・ジョージ5世
キング・ジョージ5世はロイヤル所属のSSR戦艦。
キング・ジョージ5世級のネームシップ。同型艦は4隻存在し、アズレンではプリンス・オブ・ウェールズ、デューク・オブ・ヨーク、ハウが実装されています。残すはアンソンのみ、早く全部揃うところを見たいですね。
ステータス
基本ステータスはよくいるSSR戦艦といった感じの数値。
戦艦としては対空がやや高め。幸運に恵まれているのもポイントか。
同型艦と比べた場合、プリンス・オブ・ウェールズより優秀なのは明らかですが、ハウとの差は小さく、主砲補正で負けているのが気になる。
スキル1
24秒ごとに70%で特殊弾幕を展開する。自身が四連装356mm主砲を装備時、初回主砲リロードを75%短縮、主砲クリティカル率が20%アップ、主砲拡散範囲を2収束させ、特殊弾幕を強化する。
通常時の特殊弾幕は威力121の投射通常弾を3発×2連射。珍しい特徴として、対甲倍率は魚雷と同じ軽装甲に弱く、重装甲に強いタイプ。この特殊弾幕はノーロック攻撃な上、配置によってズレるため、旗艦以外ではあまり有効に使えない。四連装356mm主砲を装備時、威力138の4発×2連射になる。
平射弾のほうは威力20×16発。賑やかし程度の性能。
演習で特殊弾幕を使うと、通常時の投射弾は敵主力3隻に2発ずつヒット、強化時は敵旗艦に4発、上下に2発ずつヒットする。
ぶっちゃけ強化時でも戦艦の特殊弾幕としては物足りない。おまけに確率発動な上に24秒サイクルという回転率の悪さが足を引っ張る。2回目の発動が48秒というのが結構厳しく、その前に戦闘が終わることが多いと思う。
特殊弾幕の強化条件である四連装356mm主砲は、単発威力が低いので炎上ダメージが安く、投射範囲が広いので集弾性が悪く、Mk6よりも攻速が遅い。ハズレ金装備と言われるくらいなので、可能であれば装備したくない主砲です。しかし、キング・ジョージ5世に限定すれば、スキル込みでギリギリ有り。
四連装356mm主砲を装備中は初回主砲リロード75%短縮され、約6秒でリロード完了。金火器か虹火器を装備すれば90%短縮され、約3秒でリロード完了。さながら開幕主砲のような使い勝手。
主砲クリティカル率が20%上がるので、設備には一式徹甲弾か6CRHを装備してクリティカルダメージを上げる運用が考えられる。
四連装356mm主砲の広い投射範囲も、収束効果で少しは集弾性が良くなる。これによる停止敵への命中精度は通常73.36%、収束82.24%、約1.1倍の差がある。
四連装356mm主砲は戦闘時間の短い雑魚戦向き。2回攻撃で終わるくらいの戦闘がちょうどよい。ボス戦のように長引くなら、20秒軸のコンボに合わせてMk6などの三連装砲を装備すると良いです。
スキル2
自身の重桜、鉄血、サディア、セイレーンに与えるダメージが10%アップ。自身以外のロイヤル艦船が3隻以上いる場合、自身の火力・装填・回避・対空が20%アップ。
一部の陣営に対してダメージアップ。重桜はメインストーリー、セイレーンはセ作、鉄血はイベントで敵になることが多い。意識して使わなくても、そこそこ機能してくれるでしょう。
バフ効果の条件を満たすには、自身以外のロイヤル艦船が3隻以上必要。キング・ジョージ5世を含めた場合、最低でも4隻がロイヤル陣営となります。編成の自由度が失われる厳しい条件です。バフが無いと戦闘力の低下が大きく、主砲DPSで言えば約15%、対空ダメージも約13%落ちます。
騎士隊長のメダル
キング・ジョージ5世に専用装備をセットすると、火力35/命中15を獲得。
装備効果は饅頭ランスと同じ、耐久50%未満になると一度だけ発動し、20秒間だけ火力が20上がる。微妙な効果で泣けてくる。
スキル強化は沈まぬ太陽の威光。
自身以外のロイヤル艦船が1隻でもいれば、自身の火力・装填・回避・対空が20%アップするようになった。
自身以外のロイヤル艦船がいない場合、スキル「兵装最適化」の主砲条件が無くなる。バフを貰いやすくなったのはいいけど、強さの最大値は以前とほとんど変わりません。
一方でロイヤル艦船不在の場合、好きな主砲を使えて、リロード短縮、クリティカル率アップ、収束効果、弾幕強化を得られる。
バフは貰えないけど、攻撃性能が高いのはロイヤル不在時。ただし、ロイヤル不在という編成条件が意外とめんどうかも。道中編成だと高確率でユニコーンやイラストリアスが入るので相性が悪い。
バフ条件の緩和と主砲条件の撤廃は前々から求められていたことですが、どちらか片方しか叶わない。しかも、バフを取ると強さの最大値はほとんど変わらず、主砲フリーを取るとほかのロイヤル艦船と組めない。どうしてこうなった。
攻撃性能
キング・ジョージ5世のDPS。
饅頭オフィサーソードと四連装砲装備時。軽装甲DPSは1200程度。最近のつよつよSSR戦艦に敵わない。参考程度に直近で実装されたSSR巡戦「コンステレーション」の軽装甲DPSは1700ほど。
こちらはアイオワ砲装備時。DPSは四連装砲とあまり変わりませんが、実際は投射範囲の差で主砲命中精度はアイオワ砲が上。さらに戦闘時間が長いほどアイオワ砲が有利になります。
専用装備と四連装砲装備時。オフィサーソードと専用装備のステータス差で、若干DPSが高くなる程度。オフィサーソードの回避上昇が無いので、生存力の低下が大きいです。
専用装備とアイオワ砲装備時。アイオワ砲の性能にリロード短縮、クリティカル率アップが加わり、主砲で稼げるようになった。収束効果も含めたらつよつよSSRに並ぶと考えられる。だいたいコンステレーションと同じかやや劣るくらい。
総評
キング・ジョージ5世に専用装備が実装されました。
以前はロイヤルを揃えてバフを貰って、四連装砲を装備してようやく使えるレベルでした。
専用装備を使う場合、以前とはまったく逆のパターン。ロイヤル無しで、状況に合わせて最適な主砲を装備したほうが強い。
攻撃性能はつよつよSSR戦艦レベル。リロード短縮効果を持っている点が強味。周回で便利な効果です。
難点はロイヤル不在という条件が微妙に使い難いこと。欲を言えば、ロイヤル条件と主砲条件無しでバフも貰えたら、めちゃくちゃ強かったのですが。
初心者からすれば、キング・ジョージ5世は演習ショップで入手できるため、あとは専用装備を作ればいいだけ。運に左右されず強い戦艦を1隻用意できるので、少しは需要があるかもしれない。
Z18
Z18は鉄血所属のR駆逐。
ハンス・リューデマンと呼ばれることもある。
おぱんつを見せてくれる優しい女の子。秘書艦にして毎日おぱんつを眺めるのも良いでしょう。
ステータス
駆逐艦の中ではまぁまぁな耐久値。
雷装と魚雷補正が高いことが長所。
対空と対空補正が低く、メインストーリーの12章以降は相性が悪い。
限界突破3回目で魚雷集中化を獲得する。
Z級駆逐艦ということで、Z1とZ28のバフを受けられる。
ビスマルクやグラーフ・ツェッペリンなど、鉄血陣営の豊富なサポートを受けやすいのもポイント。
スキル
自身の徹甲弾による攻撃はダメージが25%アップする。
Z18の全弾発射は通常弾属性。
徹甲弾主砲を装備しないとこの効果の恩恵を受けられない。
現在駆逐艦の徹甲弾主砲で選択肢に挙がるのは「128mmSKC41連装両用砲改」です。徹甲弾の貫通効果もあるので道中戦闘で有利。
単体相手だと軽装甲にはタシュケント砲か虹秋月砲、重装甲には虹秋月が有利。
スマイルちゃん
Z18に専用装備をセットすると火力35/命中15を獲得。
装備効果はおなじみ、拡散型の斬撃なので省略。
スキル強化は徹甲弾専門。
開始から主砲補正10%アップ。20秒毎に10秒間、自身の火力を30%アップし、特殊弾幕を展開する。
特殊弾幕の詳しい性能は不明ですが、ダメージを見る限り全弾発射よりも強力なのは確か。
総評
Z18に専用装備が実装されました。
元々の攻撃性能が低すぎるので、主砲補正アップ、定時火力バフ、特殊弾幕を貰っても微妙なまま。
Z1のような特盛性能で来るか、Z1とのシナジーを期待していましたが、残念です。
おわりに
キング・ジョージ5世とZ18の特殊専用装備が実装されました。
キング・ジョージ5世はロイヤル不在で好きな主砲を使えるようになりました。ただ、ほかのロイヤル艦船を使えないのはちょっとおかしいと思う。
年明け1発目の専用装備がこれとは。今年もアズレン開発のこじらせに付き合う1年になる予感。
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