【アズールレーン】新システム「制空値」で空母の時代か？制空権確保せよ！【アズレン】

今回はアズールレーンの制空権システムについて解説します。制空権の効果や制空値の上げ方などを知りたい人にオススメの記事です。

こちらは動画による解説がオススメ！

制空値とは？

2019年3月、13章と同時に制空値システムが実装されました。

アズレンを古くからプレイしている人にとっては当たり前のシステムですが、実装から大きな仕様変更がなかったシステムでもあります。あとから初めた人の中には、詳しく知る機会が無かった人もいるでしょう。

今回は制空値システムについて、改めて効果や仕様を解説。

先に公式による説明を紹介。

「制空値」とは味方艦隊の航空戦力を示す数値で、各海域で設定される「敵制空値」と比較することによって、海域の「制空権」が決定されます。「制空権」の状態は味方空母戦力と一部のステータスに影響する。また、味方艦隊の対空ステータスが高くなると、敵制空値を低下させ、制空権を取りやすくなります。

この説明から分かる通り、このシステムは味方の空母と対空が重要になります。

制空権

制空値システムでは、味方制空値が相手制空値を大きく上回るほど、制空権の状態が良くなる。

1番良いのは制空権確保状態。味方全体の航空ダメージ20％アップ、受ける航空ダメージ10％軽減、命中10%アップ、待ち伏せ8％軽減を得る。

空母以外の艦船も影響を受けるが、やはり空母の攻撃性能が大きく向上する点が魅力と言えます。

待ち伏せ軽減に関しては、待ち伏せの仕様変更によって、今ではあまり意味の無い効果となっている。

制空権優勢状態だと、先程よりも得られる効果が小さくなる。それでも悪くない効果量ですけどね。

制空権拮抗状態では、味方の航空ダメージが6％ダウン、受ける航空ダメージ3％軽減。

航空軽減効果は残っていますが、味方空母の攻撃力が低下するのが痛い。

拮抗状態以下は味方艦隊にとって不利になる効果が大きく働く。

しかし、空母を3隻程度採用していれば、制空権優勢以上にはなると思うので、拮抗状態以下はあまり見掛けることは無いです。

制空権の状態は海域マップ上で右上の小さいアイコンで判断できる。アイコンをタッチすれば発動中の効果も確認可能。

制空権の注意点として、途中で味方艦船が落ちた場合、その分だけ制空値や対空が低下し、制空権が悪化することがある。

また、演習やセイレーン作戦などでは、制空権そのものが無いのでこれらの効果は得られない。

制空値計算

制空権確保状態で大きな効果を得られるので、なるべくその状態に持っていきたいところ。

制空権を取るには制空値が重要となる。

味方制空値は第一艦隊、第二艦隊、潜水艦隊の合計値を参照する。

艦船1隻の制空値はこのように計算される。

★制空値=
航空合計*艦載機補正*レベル補正/100

★艦載機補正=
戦闘機数*10+
爆撃機数*6+
攻撃機数*5+
水上機数*4

★レベル補正=レベル/100+0.8
（100⇒1.8、120⇒2、125⇒2.05）

艦載機を装備できない艦船は制空値0となる。対潜機は艦載機に含まれないが、水上機はカウントされる。

エンタープライズをモデルに計算してみましょう。

航空合計には装備はもちろん、艦船技術やオフニャも含まれる。ただし、戦闘中に発動するスキルの効果は影響しない。ここでは航空合計700として考えましょうか。

エンタープライズの艦載機構成は戦闘機3、爆撃機3、攻撃機2なので、艦載機補正は合計58です。

レベルを120とした場合、レベル補正は2になる。

これらの数値を掛け合わせて100で割る。結果、このエンタープライズの制空値は812です。

このように計算していき、全員の制空値を合算します。

性質上、戦闘機数が多いイラストリアスやセントーなどは単体制空値が高くなる。単純に艦載機数が多いUR空母も有利です。

空母や軽空母に限らず、航空機を装備できる艦船なら制空値に貢献できる。航空戦艦、潜水艦「伊13」、駆逐艦「白上フブキ」などがこれに該当します。

制空権争い

制空権がどのように判定されるか解説します。

まず海域ごとに設定されている制空値を元に本来の制空値を計算する。

★本来の制空値=海域制空値÷1.3
（1桁目が5以上なら5、5未満なら0にする）

13-4は海域制空値が3540と表示されており、これを1.3で割ると2723。1桁が5未満なので、本来の制空値は2720となる。

ちなみに周回モードでは海域制空値が0.8倍に下方修正されます。

次に味方の対空値で本来の制空値を削り、基準値を求めます。

★基準値=
本来の制空値×8000÷(味方対空合計+8000)

味方対空合計は第一艦隊、第二艦隊、潜水艦隊の合計です。

仮に味方対空合計を4000とした場合、13-4の基準値は約1813。

★判定=味方制空値合計÷基準値

味方制空値合計が基準値の2倍以上なら制空権確保。この計算では約3626以上必要です。

制空権争いには潜水艦隊も絡むので、対空レーダーを装備することで少しだけ基準値を下げられる。仮にこの計算で対空+100した場合、基準値は約1798、必要な制空値は約3596。

使う艦船にもよりますが、脅威度MAXの13章で空母3隻＋ユニコーン改でギリギリ制空権確保を狙える。空母の戦闘機が少ないとか、対空に優れる軽巡が少ないと厳しくなる感じ。

あとは先に解説した通り、途中で艦船が倒れると制空権が悪化するので気を付けたいです。1隻だけなら、応急修理小隊を使う手もあります。

制空権争いは単純に制空値の高い艦船を並べて、ゴリ押しで制空権確保を狙うのも有りです。また、各ステージには目安となる制空値があり、それを上回っていれば制空権優勢以上になるはず。

推奨値以下でも、対空のおかげで制空権確保となる場合もあります。

細かいことは覚えなくてもなんとかなります。一応最低限覚えたいのは、戦闘機が多い艦船は制空値が高いこと、対空が高いと有利を取りやすいこと。このくらいですね。

ランキング

ここでは制空値ランキングを紹介。

参考制空値は全てレベル125、空母と軽空母の装備は基本的に金色として、設備はカタパルト2つで固定。一部艦船は艦載機の組み合わせを変えて複数登場。

長いのでスクロールできるようにしています。

ヨークタウンII

ヨークタウンIIはユニオン所属のUR空母。

URゆえに艦載機合計は9機と多く、戦闘機5と爆撃機4の構成で最強の制空値を得る。

ヨークタウンIIは、ヨークタウン級とエセックス級の攻撃時に迎撃機を発艦させる効果を与える。13章のように航空機の脅威があるステージで活躍してくれることでしょう。

インプラカブル

インプラカブルはロイヤル所属のUR空母。

こちらも艦載機合計は9機。戦闘機6と攻撃機3の構成で、ヨークタウンIIに迫る高い制空値を得る。

攻撃機にワイヴァーンかブレゲーを装備すれば、最大で9機の迎撃機を飛ばせる。

停止効果を持っているので、ボス戦のコンボパーツに使うと良いかも。

インドミタブル

インドミタブルはロイヤル所属のSSR空母。

SSRに限定したら制空値が1番高い。

戦闘機6に補正140％と高いので迎撃能力も優秀です。

姉妹艦のインラストリアス系も高い制空値を持っているのでここで紹介。μ兵装は攻撃寄り、通常版は前衛の生存補助が強い、リトルはさすがに使い難いか。

白龍

白龍は重桜所属のDR空母。

艦載機合計9機、戦闘機3と爆撃機6で高い制空値を得る。

迎撃能力は普通ですが、爆撃による範囲攻撃が強い。雑魚戦やお供が出現するボス戦などで活躍する。

アルビオン

アルビオンはロイヤル所属のSSR軽空母。

戦闘機2、戦闘機2、爆撃機4の構成では、軽空母でありながらほとんどの空母を上回る制空値を得る。

攻撃機装備では姉妹艦のセントーと近い制空値。これでも十分高い。

その他

制空値は高く無いのですが、制空値がギリギリ足りないときに便利な艦船を紹介。

今年実装されたばかりのキアサージと2代目は戦闘機を装備できる航空戦艦です。戦艦の攻撃力と耐久力が欲しいときでも、これらの艦船ならその要求を満たしつつ、制空値にも貢献してくれる。

おわりに

今回は制空値システムについて解説しました。

航空機の脅威があるステージで重要なシステムです。上手く利用して空母を活躍させましょう。