アズールレーン上半期(2023年7月~12月)に実装されたキャラから、私が育成をオススメする最強艦船をランキング形式で発表します。まずは下半期に実装された艦船を振り返ってみましょう。
こちらは動画による解説もオススメです!
新規艦船内訳
アズールレーン2023年下半期に実装された艦船の内訳です。
新規実装艦船は43隻。
下半期はグリッドマン復刻と閃乱カグラでコラボ艦船の実装数が大きく増加。
あとは特別計画のキアサージ、15章のヒューストンII、年末の大型イベントでユニオン陣営が急上昇。
テンペスタ陣営が一気に増えたのも記憶に新しいです。今後もテンペスタ絡みのイベントがあるのか気になるところ。
艦種で見ると前衛艦の実装数が多く、下半期は強い前衛が増えた印象がある。
レアリティは相変わらずSSR実装数が多い。
上半期と比べてみましょう。
下半期は特別計画艦の実装があるとはいえ、実装数に14隻も差があります。最近は新規実装数の少ないイベントが増えているので、その影響でしょう。参考までに、2022年上半期は34隻実装されています。
2023年の新規実装艦船内訳はこちら。
今年はユニオン・ロイヤル・鉄血・重桜の4大陣営で大型イベントが開催され、それぞれの陣営にUR艦船が実装されました。
ほかの陣営も何かしらの形で新規艦船が実装されています。ただ、パワーのある虹艦船が実装されていないので、全然強化された印象がありません。2024年は何かしらあるといいですね。
アズールレーン実装艦船内訳はこちら。
改造を除く、初期状態でカウントしています。
現在アズールレーンに実装されている艦船は678隻。ここ数年は毎年70隻以上のペースで増加しています。来年あたり740隻以上が見込める。
実装数の多い陣営はユニオンと重桜が圧倒的。
META艦船は気付けば北方連合とサディアに並ぶ規模になっていました。余燼戦とシーズン任務がこのまま続けば毎年10隻くらい増える。将来的に4大陣営に匹敵する規模になるかもしれません。
虹艦船は20隻以上。改造URも合わせると26隻。攻略でも虹艦船が当たり前に使われるようになって、希少性はだいぶ薄れてきました。
余談ですが、2024年はUR空母「信濃」が常設入りすると思われる。例年通りなら3月頃、案外年明け早々に来る可能性もある。どのような形式で常設されるかは不明。
次は下半期に実装された艦船から、私が選ぶオススメ最強艦船を10隻紹介。
オススメ10位~6位
10位「パンルヴェ」
10位、アイリス所属SSR空母「パンルヴェ」
パンルヴェは2023年8月17日に実装され、限定建造・交換・ドロップで入手できました。
パンツをはいているのか、はいていないのか、アズレン学会では日々熱い議論が交わされているとかいないとか。
パンルヴェは普通レベルの攻撃力に強力な回復効果と高い生存力を備えた空母。アズレン5大ヒーラーの1人。
自身の装填15%アップのおかげで、一般的な空母より速く攻撃を行えるだろう。
航空攻撃から5秒後、自身と前衛全員の耐久を7%回復。回復対象の残り耐久が25%未満の場合、さらに耐久を100回復する。
実装時は遅延回復と言われて、ウケが悪かった効果。実際は装備、艦船技術、オフニャなどの組み合わせによって、ヴォルガと同等かそれ以上の速さで回復を回せる。対象は最大4隻、回復量も7%と高く優秀です。
自身を回復できることに加えて、設備「アイリス天使の羽」に対応しているため、回復要員の中では連戦における生存力が特に高い。倒れにくいことは回復要員にとって重要なこと。
もっぱら連戦で活躍する艦船ですが、ボス戦で前衛を残す使い方も可能。
最近の海域攻略では、回復空母を道中編成に2隻・ボス編成に1隻採用するケースが見られます。複数の回復要員が必要となっているので、いつでも使えるように育てておきたいです。
9位「尾張」
9位、重桜所属SSR戦艦「尾張」
尾張は2023年9月14日に実装され、限定建造で入手できました。
爆乳黒ギャルムッチリ太もも大感謝祭。担当絵師が強すぎることで有名。
戦艦にありがちな対空が低いという弱点がありません。
絆パワーによって基本的に常時、自身の火力・命中・装填が20%アップした状態で戦える。尾張の低い装填が解消され、火力と命中の上昇によって安定して高い攻撃力を発揮してくれるだろう。
味方にもささやかながらバフを与える。バフの内容は主力と前衛で異なり、主力は防御、前衛は攻撃となっています。
さらに絆パワーの持続終了時に魚雷弾幕を展開。基本は20秒毎に発動するものと考えて良い。
主砲攻撃時75%で特殊弾幕を発動する。投射弾は人型優先ターゲット。まとまったダメージを与えられる。
弾幕発動時、10秒間だけ紀伊型戦艦の与えるダメージが10%アップ。尾張も紀伊型戦艦なので効果対象。ただでさえ自己バフが強く、特殊弾幕も優秀なのに、与ダメアップまで持ってるのはマジヤバ。紀伊や駿河と組んでも大した旨味は無いので、ほとんど尾張専用効果。
さらに簡単な条件で弾幕発動率が100%になる。1番簡単な方法は尾張を旗艦に置くこと。たったそれだけで準最強クラスの戦艦になれます。
重桜陣営の視点で見ると武蔵に次ぐ攻撃性能。長門とセットで使えば、尾張の火力30%、命中と装填は40%アップ。お手軽で強力な戦艦編成を組める。
下半期はUR戦艦が実装されなかったので、この期間にアズレンを始めた人にとって、尾張は最強の戦艦と言える。キャラが揃っていない人は育てておくと良いでしょう。
8位「焔」
8位、閃乱カグラSSR潜水艦「焔」
焔は2023年11月23日に実装され、パネル任務で入手できました。
着せ替えのオマタ開きがエッチ過ぎる。
専用装備をセットした焔は、戦場到達5秒後に浮上し、強力な範囲攻撃を行う。命中した敵に特殊炎上を付与する。一度だけとはいえ、この攻撃と特殊炎上が強く、配置フリーで機能することもあって使いやすい。範囲攻撃で2隻以上巻き込めれば十分なアドバンテージを得られるし、それが可能なくらい破壊範囲が広いのもポイントです。
焔の戦場滞在時間はスキルと浮上時間込みで約31.8秒となる。十分な戦場滞在時間を得られるので虹潜水魚雷を使うことも考えられる。
戦場離脱時に特殊弾幕を発動し、味方の通常炎上状態を解除する。炎上解除が上手くキマれば味方の被害を最低限に抑えられる。戦艦が出現する主力艦隊と戦う時など、予め潜水支援を出しておくと良いかも。
単体で強い潜水艦を並べるグッドスタッフ編成のメンバー候補。ほかにもユニオン編成に焔を混ぜるとか、無難に強いキャラだけあって雑に使える。
しっかり育てて使えるようにしておけば、自慢の範囲攻撃が唸る日が来るかもしれない。
7位「フラッシャー」
7位、ユニオン所属SSR潜水艦「フラッシャー」
フラッシャーは2023年12月21日に実装され、限定建造・交換・ドロップで入手できました。
スケスケ雨ガッパが似合うスク水ニーソな女の子。
魚雷補正は両方130%と高く、十分な潜航力があるので虹潜水魚雷を使える。命中と幸運に恵まれているため、命中率も高いほう。
自身の魚雷命中時、4秒間速力30%ダウン。この効果が持続中、再度自身の魚雷が命中すると特殊弾幕を展開する。
自身の魚雷命中時、50%で10秒間、受けるダメージ30%アップのデバフを付与。
この2つの効果は敵1隻に対して10秒間に一度しか判定されない。
他のガトー級がいる時、ガトー級の雷装・命中が10%アップ。フラッシャーも効果対象。ガトー級の改良型であるバラオ級のアーチャー・フィッシュは対象外。
クリ率UPや軽装甲特攻など、各種効果のおかげでフラッシャーの攻撃性能は潜水艦トップクラスです。
フラッシャーさえ所持していれば、あとは演習ショップでアルバコア、作戦履歴でカヴァラを入手するだけ、これでお手軽ユニオン潜水艦隊が完成する。フラッシャーとアルバコアの攻撃力に、カヴァラの生存補助で攻守に優れるため、後半海域まで通用するでしょう。
ゆくゆくはアーチャーフィッシュを入手して、攻撃力をさらに強化することも可能。これから本格的に潜水艦隊を作るならユニオン系がオススメです。
6位「四万十」
6位、重桜所属PR軽巡「四万十」
四万十は2023年7月13日、六期特別計画艦として常設実装されました。
パンツをはいているのか、はいていないのか、アズレン学会では日々熱い議論が…(以下略)
四万十はだいたいなんでもできる万能軽巡です。
高耐久軽装甲タイプ。主砲砲座2と魚雷同時装填を持つ。開始時魚雷は無し。
魚雷攻撃を2回行う度に特殊弾幕を展開し、味方の炎上状態を解除する。この特殊弾幕を2回発動すると強化され、追加で落雷攻撃を行うようになる。投射攻撃なので砲撃シールドに防がれることがない。フルヒット+複数巻き込みも期待できる、つよつよ弾幕です。
強力な特殊対空砲を所持。さらに四万十砲装備で対空砲補正30%アップ。対空砲三刀流で前衛トップクラスの対空出力を発揮します。
前衛の対空を最大18%アップ。最大加算時、前衛全員を4%回復し、四万十の受けるダメージ18%軽減。航空ステージでは、早ければ15秒くらいでフルパワー状態になれます。
以前アンケートを取ったところ、最新15章攻略において、前衛で最も採用率の高い艦船が四万十でした。対空性能はもちろん、自身の生存力が高いので対潜設備を積んでも落ちにくい、前衛回復で味方の耐久コントロールなど、持っている能力がぶっ刺さっている。
対空に優れるラフィーIIとグアムが実装されましたが、ラフィーIIには回復補助が無いし、グアムには対潜能力が無いので、四万十にもまだまだ活躍の見込みがある。竜骨編纂で化ける可能性もあるので、ちゃんと育てておきたい艦船です。
オススメ5位~1位
5位「ヒンデンブルク」
5位、鉄血所属DR重巡「ヒンデンブルク」
ヒンデンブルクは2023年7月13日、六期特別計画艦として常設実装されました。
事務的サキュバス。バニースキンがエロ過ぎる。
耐久6000以上の中装甲重巡。
特徴として、3つ目の兵装枠に重巡主砲か対空砲を装備できます。
3つ目に重巡主砲を装備すると、火力と与ダメが上がり、主砲攻撃に砲撃シールドを無視する特性が付与される。実質主砲砲座3という圧倒的な攻撃力を手にする。さらに砲撃シールドに悩まされないストレスフリー。全ての重巡が羨む効果です。その代わり対空砲を使えないことに注意。
3つ目に対空砲を装備すると、回避アップと軽減効果を得て、定期的に回転シールドを発動するようになる。この運用ならヒンデンブルクじゃなくて、ドレイクとかアンカレッジに任せたほうがいいと思う。
開始3秒後とその後15秒毎に弾幕Aを展開し、命中した敵にマーカーを付与。5秒毎にマーカーが付与された敵に弾幕Bを展開する。
3つ目に重巡主砲を装備したヒンデンブルクは前衛の中でも特に高いDPSを発揮する。イメージとしては、前衛につよつよSSR戦艦がいるような感じ。重巡は不遇という印象をぶっ壊す、規格外の艦船です。
今はビスマルクZweiが現役で活躍しているため、一緒に組んでバフを貰うことで攻撃力をさらに底上げできます。
4位「雲仙」
4位、重桜所属UR重巡「雲仙」
雲仙は2023年9月14日に実装され、限定建造で入手できました。
肌色面積が多いスケベ水着が最高にエロい。ぶっちぎりの人気を見せてくれました。
雲仙は主砲砲座2と魚雷同時装填を持ちながら、開始時魚雷も2個ある、アタッカータイプの重巡です。開幕出力は島風に劣りますが、それ以降の出力は雲仙が大きくリードする。
耐久が5000未満と低く、回避バフや軽減効果を含めても、生存力はポートランド改くらい。高難度海域のボス戦では先頭に置いてなくても落ちる可能性がある。
スキルで魚雷クリティカル性能が大幅アップ。魚雷ダメージ期待値は1.7倍以上が見込めます。
雲仙の対抗馬には同じくアタッカータイプのヒンデンブルクが挙げられます。
雲仙は魚雷の強さや弾幕性能から重装甲への打点が高い。魚雷ヒット率やクリティカル頻度にもよりますが、対重装甲ならヒンデンブルクを上回る性能を発揮するだろう。
重桜陣営は魚雷関連効果を持つ艦船が多く、雲仙の攻撃力を上げやすいのもポイントか。
また、攻撃特化のヒンデンブルクは対空砲を使えませんが、雲仙はいつでも対空砲を使えます。攻撃と対空を両立しているという点では、15章攻略適正は雲仙のほうが有利と考えられる。
以前アンケートを取ったところ、最新15章攻略における雲仙の採用率は40%で6位にランクインしています。この結果も踏まえて、今回はヒンデンブルクより雲仙を上の位置に置いてます。
3位「グアム」
3位、ユニオン所属UR超巡「グアム」
グアムは2023年12月21日に実装され、限定建造で入手できました。
年末の化け物その①。
耐久7800ほどの中装甲超巡。VH装甲鋼板を使えば重装甲として使えます。
装備スロットは主砲砲座2、駆逐副砲1、対空砲座2。副砲型対空超巡とでも呼びましょうか。
ステータスの時点で対空性能に優れる上、対空バフを自身に最大40%、前衛2隻に25%与えられる。前衛トップクラスの対空貢献度。
主砲攻撃を行う度に、吸収シールド展開と斬撃攻撃を繰り返す。吸収シールドのおかげで連戦の生存力は高い。
別艦隊支援弾幕で自爆ボートや量産型の迎撃に貢献。これに他の支援弾幕を合わせれば、今までとは違った編成を組めるかもしれない。
グアム、雲仙、ヒンデンブルクはだいたい同じレベルと見れますが、編成に影響を与える可能性があるという点で、ここではグアムを高く評価しています。
2位「ラフィーII」
2位、ユニオン所属UR駆逐「ラフィーII」
ラフィーIIは2023年12月21日に実装され、チケット交換で入手できました。
ラフィーの可愛さはたぶんそのまま、かっこいい艤装を手に入れた。
年末の化け物その②。
アレン・M・サムナー級らしい優秀なステータス。駆逐艦トップクラスの数値をいくつも持っています。
自前の対空補正に対空バフ、特殊対空砲も含めて、対空性能は前衛トップクラス。
説明するのがめんどうなほど多彩な補助効果を持っており、駆逐艦なのに超巡レベルの生存力を発揮する。
生存力に甘えて設備枠を自由に使えるのが強味。酸素魚雷二刀流や対潜二刀流も現実的なほど。
開始時と20秒毎に15秒間NPCを2体召喚。NPCは肉壁や囮にもなるし、攻撃もしてくれる便利なヤツ。
攻撃性能はDPS型でもあり、単体相手にも強いタイプ。
総じて、15章攻略に欲しい能力を高いレベルで備えている。生存力がとにかく高いので、前衛が落ちなければ負けない状況で活躍するだろう。
1位「キアサージ」
1位、ユニオン所属DR航戦「キアサージ」
キアサージは2023年7月13日、六期特別計画艦として常設実装されました。
ドスケベバニーのギミックが最高でした。ありがとう。
主砲砲座3、戦闘機を装備可能な航空戦艦。戦闘機がある分、一般的な戦艦より攻撃性能に優れます。戦闘機の選択肢が多いので、迎撃用途から攻撃用途まで色々できるのが嬉しい。
副砲は装備できませんが、特殊副砲攻撃で金コンセント相当の攻撃を砲座2つ分使える。上下に対する迎撃精度は低い。
キアサージの運用は基本的にユニオンか北方連合の艦載機を装備し、初回航空リロードを30%短縮する。
航空攻撃では特殊航空攻撃が発動し、ミサイルを発射。
さらに戦闘機の攻撃が命中すると、特殊炎上と主力の砲撃ダメージ8%アップのデバフを付与する。
20秒毎に特殊弾幕を発動。
炎上中の敵がいる場合、炎上効果のある投射榴弾で攻撃。
炎上中の敵がいない場合、大爆発発生させて特殊炎上を付与する。
航空リロード短縮から特殊炎上とデバフを付与し、主砲攻撃と投射榴弾に繋ぐ連携が1番強いです。
主力に自身以外のユニオン艦船がいる場合、空襲先導を発動する。
自身の主砲攻撃が敵に命中した場合、主力から受ける航空ダメージ4%アップのデバフを付与する。
空母と組む場合、空母の攻撃が当たる前に、キアサージの主砲を当てればOK。
キアサージは対軽装甲に強く、攻撃補助も充実しているため、アタッカー兼コンボパーツになります。
強い航空戦艦は貴重。今後の活躍にも期待できるポテンシャルを持っているので、ぜひ育てておきたい艦船です。
おわりに
2023年下半期に実装された新規艦船は43隻でした。
今回紹介できなかった艦船も含め、下半期は強い前衛艦船が目立ちますね。
数値計算している身としては、前衛の生存力インフレが大きかったように思います。実装されるSSR前衛はだいたい生存力上位に入るほど。それだけ、前衛に求められる生存要求値が高まっているということでしょう。
紹介した艦船は個別解説動画やブログ記事が存在するので、詳しく知りたい人はそちらを参照してください。
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