アズールレーン(アズレン)で新たに登場する設備「海軍条約文書」について書いています。海軍条約文書の効果&使い方を知りたい人におすすめです。
装備情報
海軍条約文書 T0 | ||
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その他 | 特性:設備 | |
回避+20/命中+30 | ||
入手方法:図鑑報酬「1927年度計画」 | ||
設計図: | ||
スキル「海軍条約文書」 【演習効果】旗艦が装備している場合、お互いの全ての艦船が敵に与えるダメージが15%ダウンする |
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装備可:駆逐/軽巡/重巡/超巡/巡戦/戦艦/軽母/空母/航戦/潜母/砲艦/潜水/工作/運送 |
基本性能
「海軍条約文書」自体は全ての艦船に装備できます。
ステータス上昇値は少し回避に寄せた「SGレーダー」といった感じ、普通の性能です。
空母・軽空母の命中設備として使うことも考えられ、その場合は「ランダムワード生成器(回避+15/命中+25)」などのイベント装備よりも優れた効果を発揮します。
スキルの効果
スキル「海軍条約文書」は演習限定で旗艦が装備している時に発動します。開幕でスキル発動の表示があるので相手が装備しているかどうかもわかります。
効果は「お互いの全ての艦船が敵に与えるダメージが15%ダウン」
この効果は攻撃側と防衛側の両方に影響し、お互いに「海軍条約文書」を装備している時は効果の重複は無いようです。
「海軍条約文書」と「フロンティアメダル」は同時に装備できません。しかし、自身の旗艦が「海軍条約文書」を装備し、相手の旗艦が「フロンティアメダル」を装備していれば効果は加算されます。
元々演習では主力艦の与えるダメージにマイナス補正が働いているので、「海軍条約文書」や「フロンティアメダル」の効果が加わると以下のようになります。
艦種 | 通常 | メダル | 海軍 | メダル+海軍 |
---|---|---|---|---|
巡戦 | -20% | -30% | -35% | -45% |
戦艦 | -20% | -30% | -35% | -45% |
軽母 | -10% | – | -25% | -15% |
空母 | -20% | -10% | -35% | -25% |
砲艦 | -20% | -20% | -35% | -35% |
航戦 | -20% | -20% | -35% | -35% |
軽巡 | 15% | 15% | – | – |
その他 | – | – | -15% | -15% |
さらに演習攻撃側は「敵から受けるダメージ20%軽減」が働き、こちらは乗算されます。つまり、「海軍条約文書」と「フロンティアメダル」が発動している状況では、防衛側の戦艦はダメージが56%ダウン、通常海域の弾薬ペナルティよりもキツイです。
使われる側の影響
相手が「海軍条約文書」を使っている時の影響を考えました。
演習遅延
「海軍条約文書」の効果が発動している状況だと単純に考えて演習が長引くはずです。ダメージ15%ダウンをそのまま戦闘時間に換算すると、通常40秒で終わる戦闘なら46秒まで続くと考えられます。たった6秒くらいなら気にするほどでも無いと思いますが、遅延特化の編成と当たったら6秒では済まないかも。
今までの戦法が通じない
ダメージの低下で今まで通じていた戦法が通じない、あるいはやりにくくなるといった事態が予想されます。
例えば、ロイヤル編成でウォースパイト改の攻撃から敵主力を1隻落とす動きは確実にやりにくくなったと言えます。
攻撃側で「フロンティアメダル」を使っている時に防衛側で「海軍条約文書」を使われる場合も困ります。空母・軽空母は通常時よりダメージが低下するので、ダメージアップを前提に考えていた調整は全部崩れてしまいます。
使う側の影響
自身が「海軍条約文書」を使っている時の影響を考えました。
攻撃回数の増加
ダメージ低下→艦船が生き残る→攻撃回数が増加→以前よりダメージを稼ぎやすくなる…といったことが考えられます。
主力艦は1回よりも2回、2回よりも3回攻撃できるほうが強いです。ダメージが低下しててもそれは変わらず、1×1と0.85×2、1×2と0.85×3なら後のほうが大きいと分かるでしょう。
このように「海軍条約文書」を使うことで、実際に稼ぐダメージがアップする状況があります。特に主力艦は特殊弾幕の試行回数も増えて都合が良いです。
前環境だと同じ戦艦同士でも、まともに攻撃できずに落とされてしまう状況もありました。攻撃側と防衛側の攻撃回数が同じなら攻撃側はそうそう負けることはありません。前環境では採用するのが難しかった艦船を使えるようになり、遊べる編成の幅が広がりそうです。
攻撃回数の増加は勝利に直結し、これで今ままで撤退リセットしていた時間を無くせるなら、1戦闘で少し時間が掛かるくらいなんてことないと考えます。
炎上効果
ダメージ低下や軽減効果といったものは炎上ダメージに影響しません。それなので戦艦・巡洋戦艦は炎上効果のある主砲や特殊弾幕を使うといった戦法を取るのも有りです。
フリードリヒ・デア・グローセ、ハウ、
キング・ジョージ5世、長門、アイリス・ヴィシアの開幕主砲持ちなど、炎上を駆使した戦いが得意な主力艦は多いです。
おわりに
「海軍条約文書」の登場に不満を持つ人もいるかと思います。
前向きに捉えると前環境で強かった編成は相手が「海軍条約文書」を使ってても強く、むしろ相手のおかげで攻撃回数が増加して勝ちやすくなるのでは?と考えます。
逆に前環境で出番が無かった艦船は「海軍条約文書」のおかげで出番が増えるかもしれません。攻撃側で遊べる編成を考えたり試したりしたい人には良装備だと思いました。
同時に登場した設備
サイン・オブ・ビクトリー
海軍条約文書
フロンティアメダル
精鋭ダメコン饅頭(ユニオン)
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