アズールレーンに登場する設備「バルジ[T3]」について、ステータスや総合評価をまとめています。
ステータス
設備「バルジ[T3]」のステータス(強化+10)。
強化+11で371
総合評価
設備「バルジ[T3]」の総合評価。
評価:★★★★★
基本性能
バルジは駆逐・潜水・潜母・風帆以外に装備可能な設備です。
装備すると耐久350を獲得。
バルジのスキルにより、雷装を参照するダメージを30%軽減。
説明には「魚雷ダメージ」と表記されていますが、形が魚雷でなくても雷装を参照する攻撃であれば軽減可能。逆に形は魚雷でも、雷装以外のステータスを参照する攻撃は対象外。例えば、航空を参照する魚雷とか、11章における火力参照型の魚雷攻撃など、これらはバルジの対象外。
こうした一部の攻撃に影響する軽減効果のことを、ここでは雷撃耐性と呼びます。
一般的な魚雷をバルジで軽減すると、このくらいダメージを抑えられる。
通常時:軽80%-中100%-重130%
バルジ:軽56%-中70%-重91%
雷撃耐性100%
バルジ系設備を複数装備しても効果は重複せず、効果が1番大きいものが優先される。
一方で、能代やヴィットリオ・ヴェネトなど、艦船のスキルによる類似効果は加算される仕様。
バルジ30%+能代20%=雷撃耐性50%。この時点でも十分強力ですが、雷撃耐性を100%まで積み重ねるとダメージを1または0にできます。
雷撃耐性100%の組み合わせは色々ありますが、常時機能するという点では、酒匂(バルジ)に能代+ヴェネト+追風の雷撃耐性を付与するパターンが簡単かも。
バルジの使い方
バルジの基本的な使い方は、魚雷で大ダメージを受けやすい中装甲・重装甲の前衛に装備すること。魚雷を安く受けられる軽装甲軽巡に装備し、高い回避と合わせて魚雷盾になってもらうパターンも考えられます。
どちらの場合でも、軽減効果がどのくらい機能するかが重要。魚雷ダメージをまったく受けないようなら、汎用性の高い応急修理装置[T3]や強化油圧舵[T0]が優先されます。
応急とバルジの損益分岐点を計算すると、受ける雷撃ダメージ=(応急の耐久上昇+合計回復量-バルジの耐久上昇)÷0.3です。
仮に耐久4500+応急500=5000、回復4回=200とするなら、約1166ダメージが分岐点。それより高ければバルジの効率が勝り、下回るほど応急が良い。
以下は基本耐久4500、応急修理装置とバルジの効率を比較したもの。1戦闘で受ける魚雷ダメージは500・750・1000・1200の4パターン計算。
条件 | 耐久 | 1戦ダメ | 1戦回復 | 1戦残耐久 | 6戦残耐久 |
---|---|---|---|---|---|
応急 | 5000 | 500 | 200 | 4700 | 3200 |
バルジ | 4850 | 350 | 0 | 4500 | 2750 |
応急 | 5000 | 750 | 200 | 4450 | 1700 |
バルジ | 4850 | 525 | 0 | 4325 | 1700 |
応急 | 5000 | 1000 | 200 | 4200 | 200 |
バルジ | 4850 | 700 | 0 | 4150 | 650 |
応急 | 5000 | 1200 | 200 | 4000 | |
バルジ | 4850 | 840 | 0 | 4010 |
1戦闘の場合、魚雷ダメージ1200が損益分岐点。6戦する場合、魚雷ダメージ750×6戦=4500が損益分岐点。
ほかの味方から回復を受けるなら、耐久実数値が高いほうが良いので、同じくらいの効率なら応急修理装置に傾きます。
装備者の元々の耐久が高いほど応急修理装置の回復が有利に働くため、この表は参考程度に。
総評
雷撃対策にはバルジが有効。ボス戦や演習など、使える場面は結構あります。
基本は攻撃や接触ダメージを受けやすい前衛先頭に装備。もちろん、前衛全員に装備することも考えられます。
ただし、バルジを装備するかの判断はちょっと難しいです。露骨に雷撃ダメージの驚異が大きい状況ならともかく、魚雷も砲撃もバラ撒いてくる状況では何が正解なのかわかりません。
筆者はぶっちゃけ、応急+金舵か金舵+ビーバーの汎用的な組み合わせで戦うことが多く、バルジは滅多に装備することがありません。編成次第でこのようなプレイができるので、人によってバルジの価値は上下するかも。
相性の良い艦船
設備「バルジ[T3]」と相性の良い艦船。
雷撃耐性
先に紹介したように雷撃耐性スキルと相性が良いです。
常時発動するものから、定時発動するものまで、雷撃耐性スキルは多く存在します。
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