アズールレーンに登場する設備「100/150航空燃料[T0]」について、ステータスや総合評価をまとめています。
ステータス
設備「100/150航空燃料[T0]」のステータス(強化+10)。
強化+11で航空75
通称「ハイオク」
総合評価
設備「100/150航空燃料[T0]」の総合評価。
評価:★★★
基本性能
ハイオクは軽空母・空母・航戦に装備可能。
セットすると航空+70を獲得。
特殊効果で艦載機耐久+140と飛行速度+5を獲得。装備者から発艦する全ての機体に影響する模様(スキル含む)。
他に艦載機耐久を上げられる設備だと航空燃料タンク[T3]が挙げられる。こちらは航空70/耐久60/艦載機HP120アップ。艦載機耐久だけ必要ならタンクで我慢するのも良いでしょう。
艦載機耐久
艦載機耐久は装備する艦船のレベルで変動する。
倉庫で確認できる艦載機耐久はレベル100の艦船に装備した時の数値らしい。レベルが高いほど艦載機耐久が上昇し、低いほど艦載機耐久が減少する。
艦載機が攻撃投下前に撃墜されると、投下するはずだった攻撃は失われ、攻撃損失となる。
仮に戦3/爆3/攻2のエンタープライズをモデルに、「油圧カタパルト×2」で戦闘機が3機撃墜された場合と「油圧ハイオク」で戦闘機が2機撃墜された場合を比べてみよう。
条件 | シーホーネット | BTD-1 | バラクーダ | 合計ダメ |
---|---|---|---|---|
油圧×2 | 5328 | 5154 | 4482 | 14964 |
油圧×2、戦3落 | 0 | 5154 | 4482 | 9636 |
油圧ハイオク | 5148 | 4980 | 4326 | 14454 | 油圧ハイオク、戦2落 | 1716 | 4980 | 4326 | 11022 |
8機健在の出力を100%とするなら、戦闘機が3機撃墜されると出力は約64.3%まで低下します。
ハイオク装備のほうは航空値が低いものの、2機撃墜に抑えることで戦3落ちよりダメージが高くなる。その差は14%%ほど。
このように防空艦に撃墜されるケースを想定すると、ハイオクは油圧カタパルトに勝ることがあります。
神風ダメージ
演習では航空機が画面端に到達した時、敵主力艦に神風ダメージ(衝突ダメージ・到達ダメージなどとも言う)が発生する。
これは航空機の残り耐久割合が高いほど大きなダメージを与えられる。しかも、神風ダメージは回避判定を無視する特性があり、回避が高い相手には特に有効。
計算式は以下の通り
神風ダメージ=
int(
(神風威力*(1+航空値*0.01)+攻撃側レベル*0.5)*
(航空機残り耐久比率*0.7+0.3)*
(1+(攻撃側レベル-防御側レベル)*0.005)*
(150/(防御側対空+150)
)
例えば、攻撃側レベル120航空800神風威力480、防御側レベル120対空350の時、艦載機耐久MAXなら1314ダメージ。耐久半分で882、耐久が1でも残っていれば約400ダメージが保証される。
ダメージアップやデバフといった効果も適用されます。
飛行速度
ハイオクを装備すれば、攻撃完了に要する時間がだいたい0~0.4秒ほど速くなる(あまり変わらないこともある)。
制限時間のあるステージでラストアタックを狙ったり、敵の停止タイミングに狙って刺すといった動きができるかもしれない。
ただし、艦載機は蛇行して飛ぶこともあるため、毎回攻撃完了に要する時間が多少前後する。ハイオクを装備していても、確実性がある訳ではないので注意。
演習では飛行速度で対空砲サークルを一気に駆け抜け、対空射撃による負担を減らすことができます。
ほかにも艦載機の飛行速度は状況によってデメリット・メリットが存在します。
デメリット
機銃迎撃を目的とした場合、飛行速度が遅いほど戦場滞在時間が長く有利です。ハイオクで飛行速度が上がると、迎撃性能が低下するかもしれない。
汎用攻撃機の場合、発艦から2秒後に魚雷を投下する。飛行速度が遅いほど、防空艦が接近してても魚雷投下が成立しやすい。逆に飛行速度が高いほど、防空艦の餌食になりやすい。
メリット
発艦から攻撃着弾までの時間を僅かに短縮できる。
敵艦載機が攻撃を投下する前に撃墜できれば、味方の負担を抑えられるかもしれない。
飛行速度で後続の機体を引き離し、時間差攻撃を狙う。
総評
ハイオクは航空上昇値がそこそこ高く、艦載機耐久と飛行速度を上げる効果を持っています。
活躍する状況は限定的なので、普段使いではあまり採用する機会はありません。
防空艦対策の一環で装備することもできますが、防空艦が出現するステージでは航空機の被害も大きい。ハイオクの飛行速度上昇で迎撃性能が低下するとしたら、空母燃料タンクのほうがいいかもしれない。
飛行速度を活かした戦法はあるものの、どれもネタの域を出ない感じ。
演習で空母を採用する場合、高確率でハイオクが候補に挙がります。航空攻撃の出力維持と神風ダメージの向上、この2点が油圧カタパルトより勝るからです。
演習に力を入れるなら1つは交換しておくと良いかも。
相性の良い艦船
設備「100/150航空燃料[T0]」と相性の良い艦船。
演習
演習の空母はハイオクを装備することが多いです。
爆撃機モードのアクィラは開幕航空攻撃を行える。この時、敵側の開幕航空攻撃とかち合うと艦載機が潰され、ダメージが安くなる、敵空母を発見状態にできない。ハイオクを装備すればやり過ごせるかもしれない。
信濃などの虹空母にハイオクを装備し、航空攻撃の出力を維持、神風ダメージを上げる戦法は強力です。
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