アズールレーンに登場する重巡主砲「203mmSKC連装砲改[T0]」について、ステータスや総合評価をまとめています。
ステータス
重巡主砲「203mmSKC連装砲改[T0]」のステータス(強化+10)。
203mmSKC連装砲改[T0]
結像点作戦(Pt交換)
強化+13で補正130%
通称:ブリュッヒャー砲
総合評価
重巡主砲「203mmSKC連装砲改[T0]」の総合評価。
評価:★★★★★
基本性能
ブリュッヒャー砲は2発×3連射型の徹甲弾主砲です。
メジャーな重巡徹甲弾主砲と比較してみましょう。
ブリュッヒャー砲の基本性能は『203mmSKC連装砲[T3]』と似ています。攻速と発射硬直が同じ、威力と対甲倍率でブリュッヒャー砲が勝り、軽装甲に対して1.13倍強いです。
重巡徹甲弾の中では軽装甲・中装甲に対する補正が5%高く調整されているのが特徴。
弾道はやや拡散するものの、適正距離ではフルヒットを狙いやすいほう。弾薬射程より照準範囲のほうが長く、遠距離から撃てても途中で弾が消滅することも。
重巡主砲最大の照準角度45を有しています。通常は40か38に設定されているため、単純に考えると約1.1倍~1.18倍撃ちやすくなるはず。仮に照準角度40で撃てない時間が平均1秒だとしたら、照準角度45では撃てない時間が平均0.9秒になる?
撃てない時間が減って主砲攻撃回数が1回増えるなら爆アド。5回が6回になると攻撃力1.2倍、10回が11回になると攻撃力1.1倍です。
攻撃性能
ポートランド改をモデルに主砲攻撃性能を比較。
全ての装甲に対してドレイク砲が有利。単体相手にブリュッヒャー砲を使う理由は薄いです。単体相手にドレイク砲を使えない場合、軽装甲には榴弾、中装甲にはブリュッヒャー砲、重装甲にはMk15という使い分けになります。
徹甲弾の貫通効果があっても、貫通頻度が少ないとドレイク砲で各個撃破していくほうが強いです。
平均DPSで見ると、ブリュッヒャー砲は貫通頻度1.32倍以上でドレイク砲と同じくらいの攻撃性能を発揮。ただ、貫通頻度は敵の数によって変動します。敵を倒していくアズレンにおいては、序盤有利でも中盤から後半にかけて貫通頻度が減るため、貫通が有利になるか難しいところ。
中装甲ボスが2隻いるとか、手動操作で的確に2枚抜きを狙えるとか、そういう状況ならブリュッヒャー砲が活躍するかもしれません。
撃ち切り時間
『集中攻撃』系スキルが発動すると約3.5秒間(赤エフェクトが消えるまで)、主砲ダメージアップ。主砲砲座2の場合、砲座1で発動すれば続く砲座2にも効果が適用されてお得。ただし、弾が当たる前に効果時間が切れると無効。
ブリュッヒャー砲や『203mmSKC連装砲』の撃ち切りに要する時間は約2.6秒なので、『集中攻撃』系スキルを持ってても基本的に余裕があります。
ただし、戦闘中に主砲を撃てない時間が生じると、砲座1と砲座2の間隔が開いて、撃ち切りに要する時間が長くなります。これによって『集中攻撃』系スキルの効率が僅かに低下することがあります。一応、ブリュッヒャー砲は照準角度が広いので、この影響は小さいかもしれません。
総評
ブリュッヒャー砲は重巡徹甲弾の中ではトップクラスの性能です。今後、徹甲弾を使うならブリュッヒャー砲かMk15の2択となるでしょう。
しかし、現状では徹甲弾主砲を使いたい状況は少ないです。昔は少数編成で組むことがあったので、徹甲弾の貫通で処理速度を補うことがありました(特に手数が少ない魚雷型重巡)。
今はフル編成が当たり前の時代。単体攻撃で軽装甲を確実に処理し、残りを主力で叩く流れが効率的。敵処理がサクサク進むので、徹甲弾の貫通を活かすのは難しい訳です。
さらに超巡の増加によって重巡を使う機会が減り、重巡を使うにしてもだいたいドレイク砲でOK。せっかく登場したブリュッヒャー砲ですが、ちょっと環境に恵まれていない感じ。
アズレン初心者視点だと、ドレイク砲を使えない間はブリュッヒャー砲がメイン装備になると思います。また、ブリュッヒャー砲+13とドイレク砲+11では、前者のほうが中装甲DPSに優れます。一時的にドイレク砲の代わりとして使えるので、必要ならT4パーツの投資を考えてみても良いかも。
相性の良い艦船
重巡主砲「203mmSKC連装砲改[T0]」と相性の良い艦船。
弾薬変更
ブリュッヒャー砲は威力×補正×発射数の数値が高いので、弾薬変更スキルを持つ艦船と相性が良いかも。
ボルチモアに装備すると、徹甲弾の特性はそのままで、対甲倍率が85/120/85になります。さらに重装甲の敵に命中すると、3.5%の確率で装甲破壊を付与。
ブラックハートに装備すると、対甲倍率ALL115%に。
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