アズールレーンに登場する戦艦主砲「406mm三連装砲Mk.II[T0]」について、ステータスや総合評価をまとめています。
こちらは動画による解説がオススメです。
ステータス
戦艦主砲「406mm三連装砲Mk.II[T0]」のステータス(強化+10)。
強化+13で補正124%
通称:ライオン砲
総合評価
戦艦主砲「406mm三連装砲Mk.II[T0]」の総合評価。
評価:★★★★★
基本性能
「406mm三連装砲Mk.II」は期間限定イベント「高い塔の薔薇」で入手できるUR戦艦主砲です。
名前が長いので、ここではライオン砲と呼びましょうか。
装備すると火力+65を獲得。
主砲攻撃では威力162×3発の榴弾を投射する。
ゲーム内隠しステータスの艦砲補正は105%。強化+13で124%になります。
Mk6と比べてみると、ライオン砲は弾道が低く見える。シャンパーニュ砲のような使い勝手です。
ステータス比較
様々な戦艦主砲と比べてみました。
ライオン砲の火力上昇値はほかのUR主砲と同じ。
攻速はモナーク砲よりやや遅く、アイオワ砲よりもだいぶ速い。装填が低い戦艦でも足並みを合わせてコンボを狙えるし、先に攻撃する必要がある艦船にとってもありがたい。
威力×発射数×補正の数値はアイオワ砲にやや劣る。
ライオン砲の対甲倍率は軽装甲のみ145%となっており、一般的な戦艦榴弾よりも高く設定されています。
弾速も一般的な榴弾より速く、徹甲弾やSAP弾と同じ。
さらに破壊範囲はジョージア砲と同じ16。戦艦主砲で最高の数値です。複数の敵艦を巻き込みやすくなる。着弾までのタイムラグが短い上に破壊範囲も広いので、主砲命中精度も高くなるだろう。
投射範囲は標準的な三連装砲タイプです。普通に使うと停止敵に当たらないこともある。
ダメージ
戦艦ヴァンガードをモデルに攻撃1回あたりの主砲ダメージ+弾幕ダメージを比べてみました。榴弾主砲は参考までに炎上ダメージ5回フルセット分を記載しています。
ライオン砲は軽装甲補正が高いだけに、アイオワ砲の合計ダメージを僅かに上回っています。
リロードが同じくらいのモナーク砲と比べた場合、平均5000ダメージ差があります。ちなみにモナーク砲に一式徹甲弾を装備したダメージ期待値と、アイオワ砲に一式自動装填機構を装備した場合では、後者のほうがリロード調整の幅が広がり、ダメージ期待値も少し上回ります。
もしもライオン砲より速い榴弾主砲を求めているなら、アイオワ砲に一式自動装填機構がオススメです。
一撃のダメージだけなら遅いMk6改が依然最強。ただし、ライオン砲とのリロード差は5秒以上あり、ライオン砲の攻撃回数が1回多くなる状況もあるでしょう。そうなればトータルダメージで有利を取れます。
中装甲・重装甲は基本的に専門外ですが、ライオン砲は徹甲弾のシャンパーニュ砲に対して、炎上ダメージ込みなら僅かに有利です。継続ダメージを待てる長期戦では差が小さく、どんな装甲タイプとも戦える。
ただし、短期勝負では瞬間ダメージに優れる徹甲弾が有利だし、今は中装甲に対して最強のラファエロ砲もあります。炎上込みのライオン砲でも、ラファエロ砲の中装甲ダメージには勝てない。
DPS
こちらは先程のダメージからDPSをまとめたもの。
弾幕DPSはリロード差で変わるくらいで、ダメージ自体はたいして変わりません。
主砲DPSだけ見た場合、ライオン砲の平均DPSはアイオワ砲より約2%高いことが分かります。攻速の有利が大きいわけですね。
先程も解説しましたが、ライオン砲は炎上DPS込みでシャンパーニュ砲を僅かに上回る。さらに火力差とリロード差で弾幕DPSも高いです。
Mk6改は一撃のダメージこそ大きいものの、DPSで見るとかなり見劣りしますね。実装されてからほとんど使う機会も無かったし、遅い主砲は需要が低い。
ラファエロ砲の中装甲DPSはめちゃくちゃ高い。主砲DPSだけで比べると、ライオン砲の1.5倍以上の差があります。ちょっと遅いことに目を瞑れば、この分野に関してはラファエロ砲の有利が大きい。
命中精度
こちらは単体停止敵への主砲命中精度をまとめたもの。
一般的な三連装砲は破壊範囲15、投射範囲19、命中精度は約85%といったところです。
ライオン砲の投射範囲は標準的ですが、破壊範囲がジョージア砲と同じやや大きいタイプなので、主砲命中精度に優れます。
どうやらライオン砲の命中精度はMk6より約3%高いみたいです。だいたいシャンパーニュ砲と同じくらい。収束効果が3以上あれば計算上100%になります。
先程のDPSに命中精度の差を加えると、ライオン砲の平均DPSはアイオワ砲より約5%以上高くなります。
停止敵への命中精度なので弾速は考慮されていません。ライオン砲は一般的な榴弾よりも弾速に優れるため、動く敵に対する命中精度にも期待できます。また、破壊範囲が広い分、ちょっと減速効果を付与すれば高い命中精度を発揮するかもしれない。
金パーツ投資
ライオン砲に金パーツを投資するか悩む人もいるでしょう。
総合的にアイオワ砲より優秀な装備なので、ぜひ投資したいというのが本音です。
ただ、ほとんどのコンテンツは紫主砲のMk6で攻略できてしまう。それに主砲を使う艦船側のインフレも大きく、弾幕パワーで攻略を進めていけます。そういう意味では特にパーツ投資を行う必要がありません。
より簡単に攻略したい人や余燼戦ワンパンを狙いたい人は考えてもいいかなといった感じ。
総評
ライオン砲は総合的にアイオワ砲を上回る榴弾主砲です。
アイオワ砲よりも攻速に優れることが強味。攻撃順の調整はもちろん、装填が低い戦艦とも相性が良く、余燼戦4回攻撃も完遂しやすくなるでしょう。
ダメージはアイオワ砲とあまり変わらないが、破壊範囲と弾速に優れるため、実戦では命中精度の差でダメージを稼ぎやすい。
ラファエロ砲のような飛ぶ抜けた強さは持たないが、利便性が格段に増した主砲といった感じ。
優秀な主砲なのでいずれは金パーツを投資して使いたいところです。
イベントで入手可能な無料装備なので取り逃がしの無いように。
相性の良い艦船
戦艦主砲「406mm三連装砲Mk.II[T0]」と相性の良い艦船。
収束
主砲収束効果を持つニュージャージーに装備すれば、停止敵への命中精度は100%になります。
別艦隊にクロンシュタットを採用することで、ほかの戦艦も収束効果を得られる。
収束効果を持つ設備と組み合わせてもOK。
榴弾
榴弾条件のあるスキルと相性が良い。
ウルリッヒ・フォン・フッテンは榴弾装備時に軽装甲・中装甲に与えるダメージがアップします。
コンボ
スキルの都合で最初に攻撃したい艦船と相性が良い。
デューク・オブ・ヨークのように主砲命中時に発動するタイプはライオン砲がベスト装備になるだろう。
ロイヤル兵装
ヴァンガードのスキルはロイヤル兵装条件があるのでライオン砲は都合が良い。
炎上
ライオンや
フリードリヒ・デア・グローセなど、火力と主砲補正が高い艦船に装備すると炎上ダメージの削りも大きくなります。
火力
火力上昇値が高いので、火力を参照する攻撃が多い艦船と相性が良く、弾幕ダメージ目的で採用することも考えられる。
例えば、二種類の特殊副砲を持つオーディンとか、別艦隊支援のダメージ目的で
ソビエツキー・ソユーズに装備するなどが考えられる。
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