【アズレン】設備:533mm磁気魚雷(水上艦用)[T3]【性能評価】

533mm磁気魚雷(水上艦用)[T3]

アズールレーンに登場する設備「533mm磁気魚雷(水上艦用)[T3]」について、ステータスや総合評価をまとめています。

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ステータス

設備「533mm磁気魚雷(水上艦用)[T3]」のステータス(強化+10)。

設備
533mm磁気魚雷(水上艦用)[T3]
533mm磁気魚雷(水上艦用)[T3]
雷装70/命中15
鉄血
スキル「磁気魚雷・戦闘配備」
戦闘中、自身の一回目の魚雷攻撃の弾薬が磁気魚雷になり、敵に与えるダメージが5%アップ
装備可能
駆逐-軽巡-重巡-超巡
入手方法:極夜照らす幻光(設計図のPt交換)
設計図:極夜照らす幻光(D1)

強化+13で雷装85/命中18

通称:黒雷、黒魚雷

総合評価

設備「533mm磁気魚雷(水上艦用)[T3]」の総合評価。

評価:★★★★★

基本性能

黒魚雷は駆逐・軽巡・重巡・超巡に装備可能な設備です。潜水艦には装備できません。

黒魚雷のステータス上昇値は雷装+70と命中+15。雷装上昇値は九三式酸素魚雷のほうが高く、こちらは潜水艦にも装備できます。

雷装上昇値で劣る黒魚雷ですが、その最大の魅力は特殊スキルにあります。

スキルの効果「自身の1回目の魚雷攻撃の弾薬が磁気魚雷になり、その魚雷攻撃の対甲倍率を一律5%アップ」

既にご存知かと思いますが、磁気魚雷は前方一定範囲内に敵を捉えると、誘導効果を発揮します。追跡範囲内に補足対象が存在する限り誘導を続け、敵が倒れるか範囲外に出ると誘導効果を失います。(一般的な磁気魚雷は1フレーム毎に1.6度曲がる模様)

さらに弾薬変更の影響で、魚雷の弾薬速度が2に変更されます。これによって魚雷の戦場滞在時間が長くなるため、事故当たりが狙えたり、出現したばかりの敵に当たったりすることが増えます。誘導効果と弾薬速度の低下で、魚雷ヒット率が大きく向上する訳です。

黒魚雷のスキル説明文には「敵に与えるダメージが5%アップ」と表記されていますが、本来の効果は「魚雷の対甲倍率を一律5%アップ」となっています。

項目 軽装甲 中装甲 重装甲
通常時 80% 100% 130%
黒魚雷 85% 105% 135%
ダメ効率 1.0625 1.05 1.3846

黒魚雷の対甲倍率強化は、軽装甲に対するダメージ効率が良く、重装甲は効率が悪くなります。

ちなみにこの効果はアレン・M・サムナーアレン・M・サムナーキーロフキーロフの対甲倍率強化スキルと加算されることを確認済み。

磁気魚雷のヒット率

オートチャレンジモードの開幕魚雷がどのくらいヒットするか検証してみました。

編成はサフォーク+エディンバラ+シグニットで艦隊速力は31.02。

装備する魚雷は「533mm五連装魚雷T3」、通常時と黒魚雷のヒット率を比較。戦闘15回×魚雷15発=合計225発が分母。

黒魚雷と酸素魚雷の比較3

黒魚雷と酸素魚雷の比較4

通常時よりも磁気魚雷のほうが約1.9倍もヒットする結果となりました。

磁気魚雷のヒット率が高いことは体感で分かってても、実際にどのくらい当たるのか数値で知ると、驚きが隠せません。演習で黒魚雷が好まれるのも、このヒット率を見れば納得です。

オート開幕魚雷の注意点。艦隊速力が高過ぎると、戦闘開始時の前進で敵を飛び越えて魚雷を発射します。それに加えて開幕ボス戦の場合、敵が出現する前に魚雷を発射するので、1番手の魚雷はヒット率が低くなります。これだと有効打にならないことがあるため、速力が遅めの編成にするか、1番手は魚雷性能が低い艦船にすると良いかも。

攻撃性能比較

黒魚雷と九三式酸素魚雷のフルヒットダメージを比べてみましょう。

夕暮改をモデルに計算。

黒魚雷と酸素魚雷の比較1

軽装甲・中装甲の魚雷ダメージは黒魚雷が有利。重装甲のみ酸素魚雷のダメージが僅かに勝るものの、黒魚雷のほうは命中率が高いです。1回目の攻撃だけ考えると、総合的にダメージを稼げるのは黒魚雷と言えます。

2回目の攻撃になると、全て酸素魚雷のダメージが高く、リロードが速いだけあって有利です。1回目と2回目の平均で見ても酸素魚雷に勝てません。ただ、黒魚雷は命中率が高いので、軽装甲・中装甲が相手なら2回目の攻撃まで使うのは有りだと思います。

フルヒット前提だと、1回目の攻撃は黒魚雷が有利。2回目の攻撃までなら、黒魚雷でも酸素魚雷でも良いかなといった感じ。

オート操作を前提とするなら、先の検証から黒魚雷1回目のヒット率が高いことは分かっているので、酸素魚雷よりガッツリ稼ぐ可能性が考えられます。それを考慮すると、3回目以降の魚雷攻撃を行う場面でも、1戦闘で稼ぐ合計ダメージは黒魚雷のほうが高くなることも。

こちらは黒魚雷を強化+13にした時のデータ。

黒魚雷と酸素魚雷の比較2

黒魚雷2回目と九三式酸素魚雷+11のダメージ期待値はほぼ同じくらいです。設備の強化優先度は低いのですが、汎用パーツT4が増えてきたら強化を考えても良いかも。

黒魚雷の最大強化に必要な汎用パーツは九三式酸素魚雷より少なく、コストパフォーマンスに優れます。虹装備+13を1つ作るより、金装備+13を3つ作るほうが総合的に強いです。

相性の良い魚雷

基本的に高威力の魚雷を装備したいです。

「610mm五連装魚雷[T0]」
攻撃力最強の魚雷を磁気魚雷化し、ヒット率を上げれば、その攻撃力を効率良くダメージに変換できます。

「610mm四連装魚雷改[T0]」
虹魚雷は量産できないのでこちらを使うことも。金磁気と同じ使用感で扱えます。魚雷の広がりが狭いので、開幕の接近時にフルヒットが狙えるかも。

「533mm五連装魚雷MarkIX[T0]」
演習で黒魚雷を使うなら装備魚雷はMarkⅨ。自身正面に1発ずつ魚雷を発射する性質に、磁気魚雷化による誘導と弾速低下が噛み合います。これが当たる状況はだいたい多段ヒットする印象。

注意点

黒魚雷の効果で磁気魚雷化するのは1回目の魚雷攻撃だけ。対甲倍率の強化もその時だけ発動します。

開幕魚雷を2回使える艦船も、1回目は磁気魚雷、2回目は元の性能になります。

特殊弾幕や全弾発射、長波のスキルなど、スキルで発射する魚雷には効果無し。ただし、イカルスイカルスのスキルで魚雷発射形式を変更する場合は効果有り。

やる価値は無いと思いますが、磁気魚雷を装備してる場合、対甲倍率だけ強化されます。

黒魚雷を2つ装備しても、磁気魚雷化するのは1回目の魚雷攻撃のみ。対甲倍率の強化も1回目のみ5%アップ。

総評

黒魚雷は強力な設備です。基本はオート戦闘で回せる、セ作やイベント海域、演習やチャレンジモードなどで使う感じになります。

手動操作においても、魚雷1回で複数の敵を倒すとか、魚雷の狙いがズレても誘導効果のおかげで修正が効くなど、活躍の見込みがあります。

また、磁気魚雷のヒット率を調べてみて、もう少し積極的に使ってみても良いかもしれないと思うようになりました。

もちろん、前衛は生存力を重視したいポジションなので、耐久に余裕がない限り黒魚雷の優先度は低いです。

黒魚雷は海域攻略で積極的に使うような装備では無いけれど、遊びの幅が広がる装備です。今後、新しい魚雷やスキルで魚雷発射形式を変更する艦船が増えたら、黒魚雷の価値が増すかもしれません。将来性があるという点から、いくつか揃えておきたい装備です。

相性の良い艦船

設備「533mm磁気魚雷(水上艦用)[T3]」と相性の良い艦船。

重桜

黒魚雷は魚雷つよつよ重桜ガールと相性が良いです。

演習

島風島風ドゥーカ・デッリ・アブルッツィドゥーカ・デッリ・アブルッツィなど、演習で活躍する艦船と相性が良いです。

島風のバフ要員として、能代能代神通神通を採用し、全員に黒魚雷を装備するハチャメチャな組み合わせも面白いです。

魚雷命中時発動

谷風谷風マッチレスマッチレスは魚雷命中時に17%の確率で敵にデバフを付与します。ヒット数が多いほど、デバフ発動期待値が高くなるので、MarkⅨを磁気魚雷化して当てると良いでしょう。

設備強化+30%

イングラハムイングラハムに装備すると、設備のステータス上昇値が+30%されます。さらにイングラハムのスキルで雷装値の半分が対空値に加算されるため、黒魚雷1つで雷装・命中・対空が上昇。

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