アズールレーンに登場する駆逐主砲「100mm二連装九八式高角砲改[T0]」について、ステータスや総合評価をまとめています。
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ステータス
駆逐主砲「100mm二連装九八式高角砲改[T0]」のステータス(強化+10)。
強化+13で補正148%
通称:虹秋月砲、虹駆逐主砲など
総合評価
駆逐主砲「100mm二連装九八式高角砲改[T0]」の総合評価。
評価:★★★★★
基本性能
2発×2連射型の榴弾属性。敵に収束するように飛んでいくタイプなので、距離が近いほどフルヒットしやすい。
虹秋月砲を装備すると火力25/対空40を獲得。
火力上昇値は紫駆逐主砲と同じなので、火力目的で戦艦に装備することは無いでしょう。
それよりも対空上昇値の高さに目が行きます。ほとんど金対空砲を装備しているようなもの。装備する艦船次第では、これ1つで対空砲出力が100以上増えることも。駆逐主砲は装備できる艦船が多いので、複数揃えて航空ステージに挑むことも考えられます。
主砲比較
ほかのメジャーな駆逐主砲と比べてみましょう。
金秋月砲(100mm二連装九八式高角砲[T3])と同じ低威力。攻速に優れるため、主砲回転率で威力不足を補うタイプ。
金秋月砲より火力が10高く、補正も優秀、榴弾なので対甲倍率でも有利。攻速も微妙に速いので、上位装備と言えます。
榴弾になって弾薬速度が低下していますが、アイリス砲などの普通の榴弾より少し速い模様。
大陸で見つけた主砲命中率のデータによれば、虹秋月砲はアイリス砲より10%高い命中率があり、ほぼほぼ命中するようです。
虹秋月砲に難点があるとすれば、照準範囲が50と短めに設定されていることでしょうか。敵の多い雑魚戦では、量産型が近付いてきてくれるので、射程の影響はあまり感じません。単体ボスのような敵が少ない状況だと気になるかもしれません。
攻撃性能
駆逐艦「新月」をモデルに主砲DPS、全弾発射DPS、それらの合計DPSを計算しました。
今まで駆逐主砲のDPSは、軽装甲に対して通常弾のタシュケント砲(B-13 130mm連装砲B-2LM[T3])、中装甲に対してSAP弾のポンペオ砲(135mm連装砲Model1938[T3])、重装甲に対して榴弾のアイリス砲(138.6mm単装砲Mle1929[T3])が最強でした。
虹秋月砲の軽装甲DPSはタシュケント砲より微妙に高い数値。主砲DPSが同じくらいなら、攻速で有利な虹秋月砲が総合的に有利と言えるでしょう。ただし、既にタシュケント砲を+13まで強化している場合、そこまで虹秋月砲に魅力を感じないかも。
中装甲DPSは依然ポンペオ砲が最強です。ポンペオ砲は中装甲補正が異常に高いので、これは仕方ないでしょう。
重装甲DPSはアイリス砲を約1.1倍上回り、虹秋月砲が最強。アイリス砲を+13で使ってても、虹秋月砲は攻速で有利。
全弾発射が強い駆逐艦と相性が良い114mm連装両用砲MarkIV[T0]も、主砲性能は圧倒的に虹秋月砲が有利。攻速でも勝るため、これから全弾発射型の駆逐艦は虹秋月砲を装備する流れになるでしょう。
虹秋月砲は攻撃的な運用から全弾発射回しまでできるオールラウンダー的な主砲と言えます。中装甲ボス以外は虹秋月砲でなんとかなっちゃう感じ。
北風
虹秋月砲は重桜の駆逐主砲ということで、北風に装備した時の性能が気になる人もいるでしょう。
北風に装備した主砲は、弾薬が特殊な通常弾に変化し、対甲倍率がALL115%になります。装甲タイプの有利不利が無くなるので、駆逐主砲が苦手とする中装甲・重装甲に対してめっぽう強い。
さらに重桜主砲を装備時、自身の主砲補正が15%アップ。主砲補正120%で攻撃できるようになる。
ただし、これらの強力な効果と引き換えに、主砲の弾薬射程が50になるデメリットがあります。照準範囲は変わらないので、遠くからでも発射できますが、途中で砲弾が消滅してしまいます。
北風に虹秋月砲を装備する場合、軽装甲120%が115%に低下しますが、主砲補正が上昇するのでプラスが勝る。弾薬射程が50になるデメリットも、最初から50なので無いようなもの。
今までの北風はタシュケント砲を装備した主砲DPS型と114mmを装備した全弾発射型が主流でした。
タシュケント砲は重桜主砲ではありません。それでも主砲DPSが高いので、対甲倍率の弱点が無い北風と相性が良い。
114mmも重桜主砲ではありません。しかし、金秋月砲を装備するより、114mmを装備したほうが若干DPSが高くなるため、全弾発射を重視するならこちらが選ばれていました。
そして虹秋月砲ですが、平均DPSは114mmより約7%高い。確実に強くなっていますが、114mmを虹秋月砲に変えても、劇的に強くなる訳では無いです。
優先度
虹秋月砲を優先して作るべきか?+13にするべきか?迷う人もいるでしょう。
先に私の出した結論を言わせてもらうと、ぶっちゃけ素材に余裕が無いうちは作らなくてOK。T4パーツも他に投資したほうが良いです。素材に余裕ができた頃に作りましょう。
虹秋月砲が優先されない理由として、前衛よりも主力の影響力が大きいことが挙げられます。
アズールレーンは圧倒的に主力が稼ぐゲーム。前衛の2倍以上は軽く稼いでくれます。
兵装開発で優先するべき虹装備は、空母の攻撃機ワイヴァーン[T0]です。
ワイヴァーンは自動迎撃可能な汎用攻撃機。普段の空母ができないことができるようになり、航空ステージで圧倒的な迎撃力を発揮してくれます。影響力という点ではまさに最強クラス。序盤は選択設計図を航空設計図に交換してでも、早々にワイヴァーンを完成させたいです。
この主力装備に虹秋月砲は絶対敵いません。
先程、北風のDPSと新月のDPSを見てもらいましたが、虹秋月砲に変えても主砲自体の攻撃性能は良くて1割程度しか変わりません。前衛1隻がちょっと強くなっても影響力は微妙です。
金駆逐主砲が普通に強い部類なので、それを使えば十分間に合います。
総評
虹秋月砲を持っていれば、これ1つで良いと言えるくらいオールラウンダー的な活躍が期待できます。
照準範囲くらいしか言うことが無いくらい優秀な主砲。
駆逐主砲は装備可能な艦船が多いし、対空上昇も大きいので、最終的にたくさん揃えておきたい主砲です。
ただし、序盤から優先して作るほどの価値はありません。駆逐主砲は金装備でも十分強く、それで今までやってきた実績があるからです。
相性の良い艦船
駆逐主砲「100mm二連装九八式高角砲改[T0]」と相性の良い艦船。
北風
先に紹介したとおり、北風のスキルと相性が良いです。
強い全弾発射
強い全弾発射を使えるジャーヴィスやジェーナスに装備したいです。
全弾発射半減
軽巡
軽巡の中には駆逐主砲を使える艦船がいます。また、アトランタ級やダイドー級は対空性能に秀でるため、対空上昇による対空砲ダメージアップが大きいです。
全弾発射が強いシラ、対空最強クラスのサンディエゴなど候補は多い。
副砲型
ちょっと贅沢かもしれませんが、副砲型の軽巡や重巡の副砲にするのも有り。砲撃シールドを破壊するのに貢献するし、対空砲出力が上がります。
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