2023年6月8日のアップデートにて、軽巡主砲に上方修正が入りました。修正後の軽巡主砲、軽巡のDPS、強くなった艦船について語っていこうと思います。
こちらは動画による解説がオススメです!
調整内容
今回の調整で軽巡主砲の威力が約20%アップ。
全部確認している訳ではありませんが、メジャーな軽巡主砲は全て威力アップしていました。
普通、上昇率が同じなら強さはそこまで変わらないと思うでしょう。全然違います。
例えばタバスコ(150mmTbtsKC/36連装砲[T3])の場合、威力21から26に上昇。発射数は4なので、合計威力が20増えました。
一方でシアトル砲(試作型三連装152mm両用砲Mk17[T0])砲の場合、威力15から18に上昇。発射数は6なので、合計威力は18増加。
さらにネプチューン砲(試製152mm三連装砲[T0])砲の場合、威力24から29に上昇。発射数は3なので、合計威力は15増加。
このように元々威力が低いもの、発射数が少ないものは、上方修正による恩恵が小さいようです。
この点で言えば、今回の調整で一番合計威力が上がったのは、試作型150mmSKC28連装砲改[T0]なのかも。威力22から27に上昇し、発射数6なので合計威力30増加。
今回はこういう軽巡主砲の変化を語りながら、最後は軽巡のDPSを見ていきます。
プリマス砲
最初に気になるのは、やっぱり試作型四連装152mm砲[T0]でしょう。
元々が最強の軽巡主砲だった訳で、これ以上強くなっていいのでしょうか。
威力は25から30に上昇。発射数は4なので、合計威力20アップ。
戦艦副砲にした時の参考ダメージは軽装甲フルヒットで2096。修正前のシアトル砲がフルヒットで1992。榴弾レベルのパワーを発揮するようになりました。
プリマス装備時の主砲DPSは平均100以上増えています。ちなみに私はプリマスに対して特別不満を感じたことはありません。こんなに強化しちゃって大丈夫なのでしょうか。
もしかしたら、プリマスが過去のものになるくらい、次に来る特別計画艦がヤバい奴らばかりなのかも。
榴弾
次に紹介するのは兵装開発で作れる榴弾「155mm改(試作型155mm三連装砲改[T0])」です。
威力19から23に上昇し、発射数も多いので合計威力は24も増えています。
他の軽巡主砲も見てみましょう。
同じ榴弾主砲であるシアトル砲と152mm三連装砲B-38MK5[T0]は共に威力が3上昇しており、合計威力は18アップ。155mm改のほうが合計威力の上昇が6高いです。
リアンダーをモデルにDPSを比較。
基本的にプリマス砲があったら榴弾主砲を使うことはありません。プリマス砲が足りない時、榴弾主砲が候補にあがります。
榴弾のみで比べると、修正前の軽装甲合計DPSはどれも同じくらい。修正後は155mm改がちょっぴりリード。
このくらいの差でしか無いので、今までどおりどの榴弾主砲を使っても問題無いです。
軽巡に装備するなら、全弾発射回数に差が出ない限り155mm改が強い。火力上昇値がシアトル砲より高く、副砲型や砲撃系の特殊弾幕を使う艦船と相性が良い。開幕は主砲リロードが完了しているため、スタートダッシュでリードできるのも155mm改の売り。
攻速や拡散が気になる人はシアトル砲を使うことも考えられます。
戦艦副砲にするなら、1回のダメージが大きい155mm改が候補。元々14章で使われるくらい迎撃力に優れる主砲です。今回の修正で主力の負担がさらに減ることでしょう。まだ14章を攻略していない人はこの機会に挑戦してみてはどうだろう。
徹甲弾
普通の徹甲弾主砲って最近はあまり使うことが無いです。プリマス砲があるし、プリマス砲を使わないにしても、榴弾のほうが軽装甲に強いので。
今回の修正では、兵装開発で作れる試作型150mm改の合計威力が30増加しました。しかし、この主砲は攻速があまりにも遅すぎて、前衛に装備するのは躊躇います。微妙に射角が広いことから戦艦副砲に使うくらいでしょう。
紫徹甲弾の強化は初心者にはありがたいかも。初心者時代はこれくらいしか使える軽巡主砲が無いので、この強化は良いと思います。修正前のネプチューン砲が威力24×3発、今のタバスコはそれを上回る性能がある。14章までタバスコで進めることも考えられます。
リアンダー装備時のDPSはこちら。
先程榴弾のDPSを見てもらいましたが、それと比べて普通の徹甲弾は軽装甲DPSがかなり低い。プリマス砲だけが特別。貫通込みで考えられているからしょうがない。そう言い聞かせるしかないのか。
バトルトラクトマックス
なんと、ありがたいことに。バトルトラクトマックスも上方修正の対象になっています。
バトルトラクトマックスは、宝多六花の1つ目の兵装枠に装備すると、チャパエフ砲と同じ主砲性能になる。
いやよかった。忘れられて無くてよかった。
宝多六花はその性質上、ほかの主砲や魚雷を装備しにくいキャラです。上方修正のたびに置いてけぼりにされるのは厳しいので、今後も忘れずに対応してもらえたら嬉しいですね。
軽巡DPS
今回のような上方修正があるたびに、データの再計算をすることになります。
ここで紹介する軽巡DPSはキャラ単体で発揮可能な数値。
考慮するものよって数値や順位が変動します。
また、DPSが高くても、編成単位では採用されない艦船がいることに留意。
現在の軽巡DPSランキングはこちら。
魚雷や全弾発射などの命中率は考慮せず、額面通りの結果でまとめています。
この条件では76mm砲を装備したシラが最強です。以上です。
ウソです。
ロックオン攻撃系のDPSはそのまま、磁気魚雷は50%、ノーロック型の弾幕は30%に修正して計算しました。
修正後はプリマスが最強。プリマスは主砲とロックオン弾幕のDPSが異常に高く、ネプチューン砲を装備してても、軽巡トップクラスのDPSを発揮します。
次点はライザリン・シュタウト。主砲だけでなく、アイテム攻撃やシャイニングブラストといった敵を狙う攻撃が多く、短期的な出力は軽巡トップクラス。クラウディアがいれば、開幕シャイニングブラストを撃てるので、さらにDPSアップ。
専用装備で強化された「みさき」も、地味ながら堅実に稼いでくれる。「みさき」と同じ副砲型の艦船はどれも優秀です。
DPS修正前の表でトップにいたシラとハルビンはランクダウン。この2隻はノーロック攻撃のDPSが非常に高いので、修正の影響をモロに受けます。それでも結構強いほうですけどね。ちなみにシラとハルビンは兵装開発で新たに追加された虹秋月砲で計算してます。
強くなった艦船
軽巡主砲の上方修正で軽巡が強くなるのは当たり前として、それ以外の艦種で強くなった艦船はいるのか?ちょっと考えただけでも結構いるので紹介しましょう。
戦艦ビスマルクは副砲に軽巡主砲を装備時、照準範囲と弾薬射程が90になります。その代わり、副砲ダメージが35%ダウンする。ビスマルクの副砲は8-4ボス摩耶まで届く。もう一人の前衛みたいな感じで主力から援護してくれる。Zweiの登場で沈むかと思われましたが、軽巡主砲の強化で意外と戦えるかも。
ビスマルクほどでは無いものの、空母ベアルンと空母イーグルも射程80の副砲攻撃を行える。
超巡クロンシュタットは軽巡副砲を装備可能。クロンシュタットは超巡の中でトップクラスの攻撃性能を誇る艦船でした。そこに軽巡主砲の強化でさらに攻撃力アップ。
最近登場したオットー・フォン・アルフェンスレーベンは、軽巡主砲を装備すると生存力が増す駆逐艦です。軽巡最速の150mmSKC/28単装砲[T3]も強化されており、地味に強くなりました。
他にも駆逐艦はZ23などが軽巡主砲を装備できます。軽装甲相手だと全弾発射DPSが下がるだけでメリットはありませんが、中装甲・重装甲にはワンチャン有り。
タリンや鈴谷は重巡ですが、軽巡主砲か重巡主砲を装備できる。軽巡主砲を装備すると得られるメリットがあるので、今回の強化はありがたいです。
おわりに
今回は上方修正された軽巡主砲を中心に、軽巡のDPS、強くなった艦船について語りました。
主砲評価は依然プリマス砲最強。次点は155mmかシアトル砲といった感じで、修正前とあまり変わりません。
初心者目線だと、入手しやすく扱いやすいタバスコが強化されたのはラッキー。ネプチューン砲を作らなくても良さそう。
榴弾の155mm改が強化されたし、ビスマルクZweiもいるし、「14章攻略するぜうおおおおおお!」って人が増えると良いのですが、どうでしょう。
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