アズールレーンの「駆逐・ミ駆」を対象にした最強艦船Tierランクを作りました。駆逐艦の強さや評価を知りたい人にオススメの記事です。
こちらは動画による解説がオススメです!
表について
2025年6月1日までに実装されている全223隻の駆逐艦とミサイル駆逐艦を対象にTier表を作成しました。
Tierランクは環境によって上下します。参考程度にどうぞ。
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顔アイコンの左上にあるホシマークは常設入手可能な艦船。リスト内に常設入手可能な艦船は18隻います。常設でも強い艦船はいるので、初心者は入手したら育てておくと良いでしょう。
アイコンの枠で艦船のレアリティを判別可能。金色はSSRかPR、虹色はURかDRとなっています。
艦船の並び巡は適当。同じTierであれば同じくらいの評価です。
エルドリッジと撫順は常設入手可能ですが、近代化改修にはイベントアイテムが必要になるため、途中までしか改造を進められないことに注意。
Tier表
このTier表は30隻以内に抑えることを目標に考えてみましたが、枠が余ったので31隻掲載しています。
普段の個別解説ではT1以上を星5評価にすることが多いです。
駆逐艦は数が多く、T1.5に関しては一部のみ掲載しています。ほかにも候補がいるので、今後紹介する機会があればお見せしたいです。
ここからはEX~T0.5の艦船について触れていこうと思います。
EX
Z52は鉄血所属のUR駆逐艦です。
全体的にラフィーIIに似た部分が多いものの、Z52のほうが戦闘で欲しい能力を揃えているため、その差を考慮してEXとしました。
攻撃性能はラフィーIIより少し高く、平均DPSで70くらいの差。
Z52は各種効果の都合上、回転率に優れる金単装砲がベスト装備になる。そこから繰り出される主砲連動弾幕が強く、敵艦を狙う上に砲撃シールドを無視する特性もあって攻撃効率に優れます。
連動弾幕が6回発動するたびに自身の耐久1%回復。発動制限無し。
連動弾幕が12回発動するたびに周囲を切り裂く特殊斬撃を展開。斬撃に触れた平射弾と魚雷を消してくれます。
斬撃発動時、耐久割合が低い味方を2%回復。これは最大3回まで。
さらに受けるダメージ15%軽減があるので、Z52の生存力は駆逐トップクラスです。
なぜか無条件で旗艦随伴を使えます。これで旗艦の受けるダメージが25%軽減されるため、主力負担の大きい海域でも旗艦落ちによる敗北を防ぎやすい。
主力2番手の攻撃時、連動弾幕を受けた敵艦に10秒間、受けるダメージ5%アップのデバフを付与する。発動タイミングを主力に任せられるので、タイミング合わせを気にせず使える。効果も汎用的で持続時間が長く使いやすい。
攻撃・生存・補助・対空など、だいたいなんでもできる万能タイプ。実装されてから余燼戦の採用率が高く、海域攻略でも活躍の声を聞きます。
T0
T0は現環境最強クラスの艦船。
T1以下と比べたとき、圧倒的な性能差を実感できる桁外れの化け物。
高難度海域の攻略や余燼戦ワンパン編成などで候補に挙がる優秀な艦船です。
ラフィーII
ラフィーIIはユニオン所属のUR駆逐艦。
対空砲補正、対空バフ、特殊対空砲のおかげで対空性能は駆逐艦トップクラス。
敵の攻撃力が高いほど生存力が増す。演習のように強力な攻撃が飛び交う環境でも耐えまくる。
おまけに自身が瀕死になると吸収シールドを展開してさらに粘る。吸収シールド展開中に航空攻撃を行うと2%回復。最大5回まで。
この生存力に甘えて設備枠を自由に使いやすいことが強味。15章攻略では対空と対潜を両立しながら壁役にもなる。とても駆逐艦とは思えないほどの活躍っぷりです。
さらに定期的に2体のNPCを召喚。援護射撃してくれる上に自爆ボートや量産型をブロックし、敵艦の攻撃を分散してくれる便利なヤツ。
海域攻略に欲しいものをだいたい揃えている器用万能タイプの駆逐艦です。
トラファルガー
トラファルガーはロイヤル所属のUR駆逐艦。
優れた対空性能と多彩な補助能力を有する。
一番の強味は比較的使いやすい回避率ダウンスキル。旗艦の主砲攻撃に連動して発動するため、タイミングを合わせる必要が無く、命中さえすればコンボが成立します。
敵艦の回避率を下げることは、味方全体の攻撃効率を上げることを意味する。最近の余燼戦で考えると、主力の攻撃効率は約1.125倍となるだろう。ヘレナのレーダー探知が3回に1回発動するとダメージ期待値は1.133倍となるので、それにやや劣るくらいの効果です。
さらにロイヤル陣営の火力・雷装・航空を10%アップさせるので、編成にロイヤルが多いほど価値が増す。
自身の攻撃性能はヘレナ並み、生存力はヘレナ以上。今後は補助の期待値で選ぶならトラファルガーが優先され、上振れを狙うならヘレナを優先することになるでしょう。
エルドリッジ
エルドリッジ改はユニオン所属のSSR駆逐艦。改造でURになりますが、専用の改造素材が必要です。
2024年8月15日に改造が実装されました。そろそろ1年が経過するので改造素材の復刻があるかもしれません。
エルドリッジがダメージを受けると15%で発動、10秒間前衛全員は完全無敵状態になる。この状態ではいかなる攻撃もダメージも受けません。前衛の生存補助として最強クラスの性能です。しかも開幕発動可能。弱点は発動後に20秒のクールタイムがあること。
前衛が耐えれば勝てる状況で役に立つ。演習で採用する人も多い。
改造で対空砲座+1に内蔵ヘッジホッグを習得。15章攻略に必要な対潜と対空でも役割を持てるようになった。
生存力の向上と内蔵ヘッジホッグのおかげで設備枠にはだいぶ余裕がある。ほかの前衛2隻もエルドリッジのおかげで設備枠を自由に使いやすい。
さらに旗艦の攻撃に連動してビリビリ減速攻撃を展開。停止効果が無ければボス戦のコンボパーツに使うことも考えられる。
将来16章以降が実装されてもエルドリッジなら余裕で通用すると思います。
モガドール
モガドールはヴィシア所属のUR駆逐艦。
主砲と追加攻撃による手数の多さが売り。攻撃性能は駆逐艦トップクラスです。
12秒毎に斧を投擲し、命中した敵に12秒間、潜水魚雷・水上魚雷・航空魚雷のダメージ6%アップのデバフを付与する。
さらに敵艦の前に瞬間移動して刺突攻撃を行う。このときモガドールが敵艦に接触することがあり、接触した敵艦は移動速度が73%低下します。
モガドールの瞬間移動サイクルに主力の攻撃を合わせることができれば、擬似的に足止め効果として機能する訳です。これに関してはネタではなく、実際に余燼戦で使われたケースもあるほど。
UR駆逐艦の中ではダントツの攻撃性能があり、空母編成かアルザスのデバフを永続化するために採用されます。
T0.5
T0.5は一芸に秀でた能力を持つ。
T0がいなければ採用する機会もあるでしょう。
島風
島風は駆逐艦最強の魚雷アタッカー。開幕魚雷と連動斬撃による開幕攻撃性能が魅力です。ただし、それ以降は魅力が半減するため、もっぱら短期勝負向き。昔の余燼戦なら重装甲ボスに対するアタッカーとして採用することもありましたが、今はその役目を雲仙に譲っている。島風の評価はぶぶっちゃけT1寄りですが、別艦隊支援効果を所持しているため、この位置に置いてます。
風雲
風雲は空襲先導スキルを使える魚雷アタッカー。空母3隻編成なら高確率で採用され、空母2隻編成でも採用の見込みがある。風雲は魚雷リロード短縮効果のおかげで魚雷発射数が多く、自身の稼ぎもそこそこ期待できます。余燼戦の採用率だけ見たら駆逐艦トップクラス。風雲だけはT0評価でもいいかなと思えるほど優秀です。
ジャーヴィス
ジャーヴィスは優秀な生存補助要員です。開始20秒後に前衛全員を5%回復する。連戦で積み重ねていくと大きな効果になります。回復のおかげで生存力に余裕があり、設備枠を自由に使いやすい。対潜爆雷を装備すれば自慢の対潜性能を発揮できます。また、ジャーヴィス自身は先頭配置で高い生存力を発揮する。壁役にしてもいいし、別の壁役が消耗したら交代するといった使い方ができます。
フィリックス・シュルツ
フィリックス・シュルツは軽巡主砲装備に実力を発揮する。攻撃性能は副砲型軽巡くらい。各種生存効果によって駆逐艦トップクラスの生存力を発揮します。あまりにも生存力が高いので、2つの設備枠を自由に使えることが強味。フィリックス・シュルツ自身、設備30%ボーナスがあるので、設備によるカスタマイズが捗る。対潜要員にしやすい艦船です。
ミサイル駆逐艦
ミサイル駆逐艦の中では鞍山と太原が強いです。ミサイル駆逐艦としての性能はどれも同じですが、所持スキルによって味が変わります。
鞍山改は単独で使用可能なスキルを持ち、特殊弾幕で装甲破壊を付与する。イベントのSP低燃費編成でよく使われます。難点は鞍山がイベント限定艦船であること。一応、毎年2月の春節イベントで復刻されています。改造素材は常設入りしているので、鞍山さえ所持していれば改造可能です。
太原改はフル編成で機能するスキルを持ち、鞍山よりも装填が高くなる。装填バフのおかげで制限時間のあるステージでミサイル攻撃を1回多くキメられる可能性がある。特殊弾幕は敵艦を狙ってくれる。砲撃シールドを展開して少しだけ味方の生存補助もできる。太原は大艦隊ショップで入手できます。
おわりに
今回は駆逐Tier表を作ってみました。
なぜか駆逐艦は無料URがめちゃくちゃ強いです。
無料だから多くの人が所持しており、その影響でほかの駆逐艦を使う理由も無くなってしまう。
駆逐艦は200隻以上実装されていますが、改造や専用装備でぶっ飛んだ調整が来ない限り、ほとんどの艦船は日の目を見ることは無いでしょう。
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