アズールレーンの余燼戦『大鳳(META)』の仕様解説・編成例をまとめた記事です。余燼戦でなるべくダメージを稼ぎたい人におすすめの記事です。
こちらは動画による解説がオススメです!
Tier15ワンパン動画(北連天城が別の編成になっています)
以下が北連天城編成
ステータス
大鳳(META)のステータス。
耐久160万の重装甲空母。久しぶりに来ましたね、耐久160万のボス。
過去に耐久160万の重装甲戦艦が登場していますが、あちらは回避と幸運が25と低い上に、受けるダメージが1.2倍される仕様でした。
大鳳(META)には受けるダメージアップなどのプレイヤー有利な補正はありません。回避も幸運も高いので、以前の重装甲戦艦よりも圧倒的に硬いと考えられる。
速力がやや低めに設定されていることが救いか。
重装甲なので前衛の砲撃ダメージは通りが悪い。魚雷ダメージ期待値が高い雲仙は有利に戦えそう。
戦艦を使うなら徹甲弾主砲を装備。重装甲に強い武蔵が刺さりそう。大和砲を2本所持していたら試してみるのも面白い。
空母は攻撃機が強いタイプが有利です。重装甲に強い重桜虹空母が刺さるだろう。
仕様確認
大鳳(META)の仕様について解説。
基本確認
大鳳(META)の戦闘時間はいつもと同じ約80秒です。
大鳳(META)へのダメージは通常通り。特に味方有利のダメージ補正は無し。
頻繁に航空機を飛ばしてくるので主力艦もダメージを受けます。Tier15の攻撃力次第ですが、主力艦のレベル・耐久・対空が低いと落とされてしまうかもしれない。虹艦船のように高耐久の主力艦ならあまり心配はいらないと思う。
航空機の到達ダメージで空母は発見状態になる可能性があります。1巡目の攻撃は未発見状態で行えるが、2巡目以降は発見されててもおかしくない。
主力が落ちないように守る、あるいは未発見状態を維持する必要があれば、対空要員や自動迎撃機を採用する感じ。
彼岸の境界
大鳳(META)が一度の戦闘で耐久上限の50%を失った場合、戦場に特殊領域を展開する。
領域内にいる大鳳(META)と大鳳(META)の召喚物が与えるダメージが20%アップするが、味方が受ける回復効果がダメージになる。
特殊領域が展開されている限り、味方艦船が戦闘不能になる度に、大鳳(META)が与えるダメージが上昇する。
大鳳(META)は耐久50%未満で本気モードになる。領域展開後は画面が赤黒くなるのでわかりやすい。
本気モードでは大鳳(META)と召喚されたNPCの与えるダメージが20%アップ。
プレイヤー側の回復効果がダメージになる。ようするにセイレーン作戦でおなじみの回復反転ですね。領域展開前なら回復可能ですが、領域展開後に発動しそうな真珠の涙や自己再生スキルは注意したい。
さらに領域展開中、プレイヤーキャラが戦闘不能になる度に大鳳(META)の与えるダメージが10%上がる模様。前衛が2隻落ちるだけで、大鳳(META)の与えるダメージは合計40%アップ。なるべく味方を落とさずに進めたいところです。
百鬼の影
戦闘中、大鳳(META)は一定の間隔で「幻形ノ影」を召喚し戦闘に参加させる、「幻形ノ影」にダメージを与えた場合、大鳳(META)にも同等のダメージを与える。
「幻形ノ影」は一定時間後に戦場から消滅する。
NPCを召喚するタイミングは3回、それぞれ異なるNPCを召喚します。
NPCの召喚時間や性能はこちらをご覧ください。
右上タイマーで1分4秒頃に4体の鬼を召喚。中装甲タイプ。1体あたりの耐久値は28000。
右上タイマーで46秒頃に2体の狐を召喚。重装甲タイプ。1体あたりの耐久値は32000。
右上タイマーで27秒頃に2体の鳥を召喚。中装甲タイプ。1体あたりの耐久値は30000。
全てのNPCは対空・回避・幸運が0に設定されているため、どんな攻撃でも基本的に必中し、航空ダメージの通りが良い。速力は25となっていますが、一切動かないみたい。
このNPCに与えたダメージはそっくりそのまま大鳳(META)へのダメージになります。
仮に範囲攻撃で大鳳(META)とNPCを巻き込む場合、自身に対するダメージとNPCに対するダメージで合計2回もダメージを受ける。この仕様から今回は範囲攻撃を駆使した戦法が有効と考えられる。
ただし、NPCは倒せる程度の性能なので、範囲攻撃で無制限にダメージを稼げる訳ではありません。
流れとしては、1番手の範囲攻撃でNPCを処理し、2番手以降はボス集中が理想でしょう。
NPCは全部で8体、合計耐久値は236000です。
大鳳(META)からNPCの合計耐久値を差し引くと約137万。これが大鳳(META)の実質耐久値といったところでしょうか。NPCをオーバーキルして溢れたダメージも有効なので実際はもっと削れるはずです。
行動表
大鳳(META)の行動表。
大鳳(META)は登場して1.5秒くらいすると動き出す。速力が低いので開幕主砲は少し当てやすいと思う。
NPCの鬼を召喚するあたりで2秒停止。このタイミングに攻撃できる主力は限られている。
鬼召喚から航空機ラッシュが始まる。戦闘機と爆撃機はそれぞれ1秒毎に発艦し、攻撃機のみ2秒毎に発艦する模様。これが残り30秒まで永遠に続く。
航空機ラッシュの間、大鳳(META)は動き続けているため、まともに攻撃する隙がありません。途中残り46秒頃に狐を召喚するので、召喚後に攻撃できれば良しといった感じでしょうか。
残り30秒を切ると戦闘終了まで停止状態となる。残り27秒に鳥を召喚するので、召喚と同時に攻撃を仕掛けられると最高。
この鳥が出現中、0.8秒毎に航空機を飛ばしてくる。1体で1機の航空機を飛ばす模様。2体倒せば、以降は飛んでこない。鳥を出落ちさせれば未発見状態に戻せるかも。
前回の長門(META)と違って、今回は前半に攻撃する隙が無く、終盤に隙が生まれる。
終盤30秒の停止中は調整次第で主力の攻撃を2回通せる。
戦艦なら大和砲を装備するパターンがわかりやすいか。あとは標準的な三連装砲で4回攻撃を狙い、停止中に2回通す。
空母も遅めの航空機構成で整備饅頭を装備すれば2回攻撃できるだろう。早すぎる場合は装填技術を減らして対応する感じ。
気付いたこと
攻撃力
懸念していた大鳳(META)の攻撃力はそこまで高くないようです。
前衛全員に攻撃設備を積んだとしても戦闘終了まで耐えられるっぽい。
前衛には可能な限り、酸素魚雷やFuMoなどの攻撃設備を積むと良いでしょう。
重巡主砲
大鳳(META)は重装甲です。なので前回の長門(META)と同じように、重巡の主砲枠にはドレイク砲を装備していました。
しかし、大陸動画を色々見てみると虹SKCを選択している人が圧倒的。
ドレイク砲と虹SKCの重装甲ダメージは約14%くらい差があり、基本ドレイク砲有利と言えます。
ただし、今回はNPCに与えたダメージが大鳳(META)へのダメージになる。大鳳(META)とNPCを2枚抜きできるとおいしいので、虹SKCが選ばれているようです。
また、NPCには中装甲タイプが2種類おり、これに対するダメージは虹SKCのほうが高い。
さらに虹SKCは攻速に優れるため、上手く機能すればドレイク砲より主砲攻撃回数が多くなる。
仮に2枚抜き頻度が低くても、こういった部分で差を埋められる。強化段階が同じなら今回は虹SKCを選ぶと良いでしょう。
ドレイク砲+13と虹SKC+10だと、どっちがいいか難しいところ。
航空機
敵航空機は頻繁に飛んできますが、攻撃力は大したことがなく、耐久値は低くめに設定されているようです。本気で迎撃するほどではない感じ。
前衛3隻の対空砲出力が一般的な軽巡レベルでも、主力2巡目の攻撃までなら未発見状態を維持できる。
ワンパンを狙うなら対空要員を採用して未発見状態を維持してもいいし、ヘレナのレーダー探知や魚雷型の出力でゴリ押ししてもいい。
流星拳
編成例・戦い方などを解説。特に説明が無い限り、オート操作、レベル125ケッコン200、装備最大強化(金以上+13/紫+11)、艦船技術MAX、と考えてください。
インプラカブル型
収束魚雷と前衛魚雷で削るパワースタイル。
インプラカブルの停止効果でボスの行動を気にせず攻撃できるのが強味。
魚雷の当たり方でダメージがブレるため、どうしても運要素はある。上振れするとあっさり倒せることがあり、そこが魅力か。意地でもヘレナを使いたくない人にオススメ。
★リロードタイム(ゲーム内表示)
信濃:21.44s
天城(空母):21.55s
インプラカブル:21.64s
インプラカブルは2番目に攻撃するのがセオリーですが、あまり空母の打点を下げたくないので、仕方なく3番目にしています。
ワンパン動画で風雲に装備している酸素魚雷は両方+13、ほかは+10です。酸素魚雷の強化はあまり気にしなくても良いかも。
2本目の金四連磁気改を入手したら速攻で+13にして雲仙に装備したい。これでワンパン率が上がるはず。
虹対空砲+13のおかげか、主力3巡目まで未発見状態を維持できました。
神通(META)の枠はいくつか候補があります。私が試した中では、四万十でギリギリワンパン、伊吹でミリ残し、ヘレナはレーダー探知1~2回でワンパンといった感じ。
艦船・装備・技術のハードルが高いので、普通にヘレナのレーダー探知に頼るほうがいいし、そのほうがワンパン率も高いだろう。
モモ
先日のToLOVEるコラボで実装されたモモ・ベリア・デビルークを採用したパターン。モモ以外は先程とあまり変わらず。
これは今回一番の発掘かもしれません。
ヘレナ無しで安定ワンパンを狙うならモモを試してみてください。ヘレナ無しで「あとちょっと足りない!」といった状況を解決してくれるはず。
ワンパン動画のほうでは約9秒残しでクリア。かなり余裕があるっぽい。
モモの攻撃補助にはランダム要素もありますが、あまり問題にならない感じ。
モモの装備は攻速に優れる単装砲を装備し、特殊弾幕の回転率を上げています。あとは酸素魚雷二刀流で魚雷ダメージアップ。
特殊弾幕には減速効果があるので、停止効果を使わない編成でもワンチャンありそう。
混合編成
編成例・戦い方などを解説。特に説明が無い限り、オート操作、レベル125ケッコン200、装備最大強化(金以上+13/紫+11)、艦船技術MAX、と考えてください。
北連天城
ソユーズとナヒーモフのセット運用。
主力は全員4回攻撃を狙う装備構成です。
★リロードタイム(ゲーム内表示)
ナヒーモフ:19.19s
天城(空母):19.26s
ソユーズ:19.48s
ソユーズの広範囲特殊弾幕でボスとNPCを巻き込めるのが良い。フランドル砲を装備して攻撃完遂を狙いますが、結構ギリギリっぽい。艦船技術が低い人は別の選択肢を探したほうがいいかも。
空母の艦載機は彩雲+13を4機使うのがネック。1機だけなら空母天城の戦闘機をベアキャットに変更し、彩雲を流星に変更して誤魔化せるかも。
ナヒーモフは戦闘機枠にベアキャットを装備。ワンパン動画では強化+10で使っています。
前衛は流星拳編成と同じメンツですが、装備を少し変更しています。
空母編成と違って戦艦を採用している分、対空砲が1本多くある。これで十分な出力を得られると考え、虹対空砲をいくつか外し、STAAGを装備して命中を上げています。
この編成も神通(META)をヘレナに変えるか、モモ・ベリア・デビルークを採用したほうがワンパン率は高いはず。
些細なこと
大鳳(META)は重装甲なので、戦艦の専用装備は饅頭ボウガンを選ぶことも考えられる。ただし、ダメージが十分足りているようなら、饅頭オフィサーソードで命中を上げたほうが確実性は高いかも。
今回は珍しく航空機が飛んできます。主力空母には饅頭セプターより饅頭ハンターボウを装備したほうが若干有利になるだろう。
おわりに
今回は余燼戦「大鳳(META)」の解説をしました。
Tier15の負担がどれほどかわかりませんが、Tier14に挑戦した感想としては、長門(META)より簡単という印象。
それから今回の余燼戦は「結構遊べる」と思いました。安定は重桜空母と考えますが、北方連合や鉄血にも可能性があり、様々なワンパン編成が出てくるかもしれない。
Tier15が解禁されたら改めてワンパン編成を紹介したいと思います。
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